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「あー……」
「………」
「ねえちょっと『お前のことなんて眼中になかったわ』みたいな顔するのやめろ藍人。あと翠はそれに便乗して変な空気作るのやめろ、いや止めて下さい」
蒼海がまくし立てるように喋る
よく噛まなかったなこんな長ったらしい台詞
と、パンッと手を打つ音がした
「まあ、雑談はここまでで」
碧空の方を見ると手を合わせたまま立ち上がるところだった
「会長居ないけどそろそろ活動するよ。あ、藍くん買ってきてくれた不足分のファイル貸して。かかったお金はは活動資金から出るから、後でレシート蒼海に渡してね」
「あ、はい。蒼海これレシートな」
「確かに預かった…ってファイルに何円かかってんだよ」
「いや手触りが良いのはその位するから仕方ない」
「えー」
「翠、棚から今年の行事予定の一覧表を取ってきてくれないかな。多分一番上の段の左から二番目のファイルに入ってると思うから」
「了解」
つかなんで碧空はそんな段数の何番目とかまで覚えてんだよ
…なんでこんなどいつもこいつも有能なんだよ
「せやから仕方なかったって言うてるやろ!」
「いや俺は納得しないぞ。たかがファイルにこんな経費かけやがって」
「いやいやいやそんなんお前、一部だけファイルの手触り違うかったら嫌やろ、気になるやろ」
「嫌じゃないし気にならないぞ!俺は!」
「…お前とは価値観が合わないな」
「…そうみたいだな」
…こういうところが無かったらこいつらも普通に尊敬出来るのに
なんでこいつらはファイル一つでこんなに熱く討議しあえるんだ
「そこー.いつまでやってんのー」
…碧空、止めに入ったのは良いけど、お前が笑ってたら台無しだからな
「…はあ」
とまあこんな感じで生徒会はいつも通り慌ただしく活動を始めた