蕾もやがて花となり薫る
空が微笑む朝
鼓動が昨日より確かで
理由もなく君を思い出す
すれ違った言葉に少し
痛んだ心は風に揺れ
迷いながら色づいて
本当を探す旅の途中
夢中で描く放課後の予定に
君の影を重ねてしまった
近いようで遠い1ミリ
届きそうで届かない情景
そこにあるのはまだ咲かない
焦がれる花
信じて背を伸ばそうとしているけれど
水が足りないせいか
蕾は涙のようで
想いを言葉にするのは
簡単じゃないね
ひとつだけ開けておいた教室の窓から
入り込んだ光が揺れて
心は太陽がもうすぐ沈む方へと傾いてる
明日こそ伝えられるかな
この想いが花になる前に