反射速度を上げよう!
いや、まじで疲れたから!休みはないのか…
「なあい!」
はい。ですよね。
さて、反射速度を上げる訓練。いつもの訓練と内容が変っているのだろうか。
訓練内容が変わっていなかったら絵面が地味で面白くないんですけど。
「我は普通の訓練よりかもっと速くなる。攻撃しようと考えるな。すべて避けるんだ。」
はあ?
「あくまで、反射速度を上げる訓練だ。避けるだけでも反射速度を使うだろう。」
そーいうこと。
「この訓練が追加で1時間追加と10万円の月謝up!だ。」
先生はニンマリと笑みをつくる。地味に月謝が高い。
あ、エミリー の家は貴族だから10万円くらい安いのか。
「そして、我の給料もup!だ。」
「フハハハハ」と高笑いもし始めた。
すごい、悪役みたいな顔してますぜ。先生。
早くその訓練をしましょうよう。
「そうだな。」
いよーし!気合い入れてこう!
「我の好きなタイミングで攻撃をしかける。いつも気を巡らせておけ!」
イエッサ!
先生はそういうと、庭をゆっくり歩き始めた。
どこへ行くのだろう?油断はしないように気おつけつつ、ついて行ってみる。
そしてら、そこらへんの草や花を眺めたりすごいのんきにやっている。
これのどこが訓練なんだ?
すこし呆然となっている、
「油断しておるぞ小娘!」
そう、後ろから声が聞こえた。
は!?
目の前には先生はもういなくなっていた。
ちょ、はやすぎ…
「チョップ!」
きゃー!
簡単にチョップをくらってしまった。
一瞬のすきに私の後ろに先生は回り込んできたのだ。
恐るべき駿足のマッチョ。
と、ふざけたことは思ってないで、本当にやばいぞ。
後ろで声をかけられる瞬間まで気づかなかった。
先生が、まだ速くなれるとは思っていなかった。
「む、もう1時間訓練はやったな。我は無料の訓練は好まん。なぜならこの先何時間やろうと金は増えないからだ!」
金に汚い大人め!
「では、小娘よ。さらばだ!」
先生は、グッとかがむとすごい速さで空中に飛び上がりどこかへ行っていった。
毎回思うけど、帰り方の癖が強い。
今更ですけど、新たな訓練内容が避けるだけってのも絵面が地味であんまり変わらなかったですね。




