雑魚、聖堂で語る
聖堂はここか。聖堂は村から歩きで3日かかる距離にあるが、たまたま行商人が来ていたのでしつこく頼んで荷物置きの方に乗せてもらえたおかげで2日でくることができた。
国は3つあり、王都、帝都、聖都がある。俺は現在、王都の中でも2番目に大きい街のルミドという街に来ている。職業判定できる聖堂がある一番近い街がルミドだ。
国ごとに特徴はあるが俺は村から出たことがなかったのでよくわからない。それはおいおい調べよう。
聖堂は少し大きめな教会みたいな感じだ。受付も終わり、そろそろ呼ばれて判定してもらう時だ。
受付「クロメさん。こちらへ。」
呼ばれて列に並ぶとまえに5人くらい同じ年齢の子が並んでいる。女が3人に男2人だ。
最後尾にいる金髪のサラサラ髪の男は無駄にイケメンでいらつくな、、、
女「私達どんな職業つけるかな?上級に適正なくても私達友達だよね?」
金髪「どんな職業でも俺が守ってあげるよ。僕達の絆はそんなに脆くはないさ!」
金髪の臭い言葉に女は目がハート、、、もう1人の銀髪の男もうんうんとうなづいていてやがる。
正直、俺はそんな絆はないと思っているし目の前で友達ごっこされるのはうんざりだ。くたばれ!
変な職業にあたりやがれ!と考えていたら最初の女が職業判定の順番がやってきた。
流れとして、司祭みたいな格好の者の前にある水晶玉に手をかざしたら浮かんでくる文字を読み取り教えてくれる。その後、魔力値を計り、教えてもらった最終職業に見合った初級職業につく。
職業の変更は聖堂で可能だが変更した場合、変更した職業は前回のレベルを引き継ぎされる。
昇級する場合は特定条件をクリアしないといけない。初級から下級はレベルを30まで上げること。下級から中級は職業によってバラバラで前歴がある場合は調べれるが特定のアイテムが必要だったり下級職業を2つレベルを30以上などがある。
話は戻って1人目の女が判定される。女は白髪で小柄な感じの女だ。結構、可愛い。
女が手を水晶に手をかざしたら黄金の輝きを水晶が発した。
司祭「この輝きは、、まさか!」