表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
平凡雑魚成り上がり物語  作者: ダイス
2/3

雑魚紹介

俺の名前はクロメ。将来勇者になり世界を救うものだ。年齢は18歳。


18歳になると冒険者になりたいものは聖堂で職業判定を行なってもらい適正のある職業につくことができる。


職業については初級、下級、中級、上級、最上級と五段階である。最上級には勇者や賢者、剣聖などが挙げられ、まだ未確認な職業もある。


職業判定された場合は最も高い適正のある職業を教えてもらえる普通は良くて上級、悪くても中級で一部の才ある者のみが最上級につけるが、そこに至るまでは並々ならぬ努力が必要だ。


例えば最上級の勇者と職業判定してもらえてもスタートは初級から下級、中級、上級の職業をえて最上級の勇者へとたどり着ける。


職業判定ではその人の限界を教えてもらえる感じだ。


今日はその判定の日。俺が勇者へと成り上がるスタートラインにつく最高の日となるだろう。


勇者になったら金は有り余るくらい持てるだろうし、女にもモテるだろう。俺の容姿は良くはないが勇者だと聞いたら女などほいほいついてくるだろう。


俺は小さな村に住んでいたが職業判定するために村を出てきた。両親は2年前に他界していたし友達もいなかったし、あの村には何の未練もない。


むしろ両親が他界しても誰も俺に手を差し伸べようとしない村などどうでもいい。


両親が他界した2年はなんとか両親の残してくれた少ないお金でやりくりしてきたが底もついたし冒険者になる以外、道はなかった。


まぁ、勇者になったら良い思い出にでもなるだろう。俺の輝く未来が見える。


自問自答もここまでにしておき、さぁ聖堂に向かうとしよう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ