1/1
一話 出会い
「おーい!逃げろっ!!」
誰かがそう叫んだ。
何か不審な音が聞こえてきた。
ドンッ次の瞬間、街が、燃えた。
街は、焼け野原へと一瞬で変わった…。
「大丈夫か?少年!」
衝撃で、気絶していたが、誰かに声をかけられた。
「う…うう…。」
誰かに、背負われて、クロは、どこかへ連れていかれた。
「うーわーーーーーーーっ!!!!!!!」
室内に苦しめられているような声があった...。
ガラスを覗くと、人が一瞬で獣に変わったり、液体に変わっていた…。
「クロくんか、いい実験が出来そうだ。ふふっはっはっは!」
クロは、体が溶けて、頭と胴体だけだった。
クロは、気付くと、体は、元通りあり、個室にいた…。
しばらくすると、大丈夫かい?
と、隣の同い年ぐらいの少年が声をかけて来た。
「君の名前は?」
クロは、質問した。
「ゲンだよろしくな!クロ!!」
「なんで俺の名前を!?」
質問した時に向かいの扉が開いた。