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まほうしょうねん。  作者: ナカユビヒメ
6/8

5話 カレー。

魔力は本を読んだら使えるようになった。不思議だ。

「あとは魔法か・・・。」


俺がどんな魔法が使えるのか。何もわからない。

「使ってからのお楽しみか・・。」


そう言いながら俺は時計を見る。 時刻は19時13分。

「もうこんな時間か・・。」

予想以上に本を読むのに時間がかかった。

「飯食うか。」


俺は階段を下り、ダイニングへ向かった。 家族は いない。 両親は海外で仕事をしているし、

姉は仕事で毎日遅い。よってすべて自分で行わなければいけない。冷蔵庫を開け、昨日の残りのカレーを取り出し、温める。 その間にテレビの電源を入れる。

「カレーはやっぱり二日目だな・・・。」


「昨夜未明、〇〇県△△で三人が殺害されるという事件が起こりました・・・・・」

感情のこもっていないキャスターの声。 そろそろ観たいアニメが始まる時間だ。 チャンネルを変える。

好きなアニメを観ながらカレーを食う。


「幸せじゃぁ・・・」


これが幸せ。誰もいないから寂しい、なんてことはない。 一人には慣れた。 カレーを食べ終わり、食器を洗いながら継続して観る。


アニメが終わった。


「そろそろ行ってみるか・・。」

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