2話 君は今日から魔法少女だ!
俺は、小鳥のさえずりと共に目覚めた。
「朝か・・・。」
そういい起き上がろうとした瞬間、
「おはよう!!よく眠れた??」
「う、うわぁぁ!!」
後ろから突然声をかけられた。
・・そこには一人の女の子がいた。 膝くらいまである長いピンク色の髪を双方にまとめている。身長は俺より15cmくらい低い。150cmくらいか。 大きな瞳は薄い青。
とにかく可愛い。
「君は・・?」
「私はリッカ!≪妖精≫だよ!」
は?妖精・・?何を言ってるんだこの子は。
「それってどういう・・?」
「私はあなたからメールの返信が来たからここにいるんだよ☆」
メール・・? 返信・・? ・・・・!? 昨日(今日)送られてきたメール!? あれは本当なのか!?
「そうだよ~。」
マジかよ・・・。 魔法少女マジか☆マジカだよ・・。 断ろう・・。
「あの・・。それは悪ふざけだったっていうか・・。 ほんの好奇心だったっていうか・・。
とにかくそれはなかったことにしてください!」
「それは無理だね~。」
「え、何故ですか!?」
「だってあなたがあのメールに返信した瞬間、手続きは完了したんだもん。」
「おめでとう!君は今日から魔法少女だ!」
「えええええええ!!??」
そんな感じで魔法少女になってしまいました・・。