邪馬支那水子と柳梨
大宮「柳梨様....」
柳梨「なんじゃ?ー」
大宮「お客様でございます」
柳梨「入れろ」
大宮「はっ」
柳梨「誰じゃ?」
大宮「ヤマシナ様でございます」
柳梨「ほほう、ヤマシナか。」
ヤマシナ「ヤマシナでございますう」
柳梨「ふむ。ここの宮に、入る時はスタンプシートがいるのだが、持っているか?」
ヤマシナ「こちらでございます」
横にいるヤマシナの付き人が、スタンプシートを出した。
柳梨「テレビが欲しいのだが、大宮」
大宮「柳梨様、今はヤマシナ様のご訪問中にございます」
柳梨「ふむ、そちの下の名前はなんじゃ?」
ヤマシナ「水子でございます」
柳梨「スイコか。」
柳梨「ヤマシナの漢字は?」
ヤマシナ「邪馬支那」
邪馬支那水子だ。
柳梨「大宮。邪馬支那の宮はどこにあるのじゃ?」
大宮「和泉国だったかと思います」
柳梨「ふむ。2日後、我が、そちの宮に参ろう。」
邪馬支那「はい」
水子は宮に帰った。
柳梨「あいつは使えそうじゃ....」
大宮「付き人は3人でしたね」
柳梨「大きな族ではないのに、豪華な服を着ておった」
大宮「南の国をすべて従えておるのかも知れませぬ」
柳梨「そうじゃな....視察してこなければならぬ」
雑用係「柳梨様、お宿題の時間でございます」
柳梨「わかった、机に出しておけ」
雑用係「はっ」
柳梨「ふむ、おまえの名前は?」
雑用係「私の名前は明日子です」
柳梨「ふむ。宿題をやっといてくれないか?」
明日子「柳梨様...それは...」
柳梨「断るのか!なんと無礼な」
明日子「たっ、大変申し訳ございませんでした!」
柳梨「おまえはこの仕事に向いていない」
明日子「はい?」
柳梨「くびだ」
明日子「....」
大宮「お待ちください!柳梨様!明日子雑用係は、この宮の中でも数少ない雑用係でございます!」
柳梨「よいのじゃ。新しい者をさがしてこい」
大宮「それなら....早紀江清掃係はいかがですか?」
柳梨「ふむそいつをわしの隣につけろ」
大宮「はっ」
早紀江「早紀江にございます。このたびは私を雑用係にしていただき、ありがとうございます。柳梨様のお役に立てるように....」
柳梨「やめよ」
柳梨「おまえは話が長い。10文字以内で述べよ」
大宮「牡蠣峰羽後久米女の位をお上げください」
柳梨「いきなりなんじゃ!」
大宮「お願いいたします」
柳梨「おまえの妻か?その女は」
大宮「そうでございます」
柳梨「なぜそんなことを言う?」
大宮「お金がないからでございます」
柳梨「ほむ.....考えよう」