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俺の音楽ここにあります!  作者: 竹野きの
第1章 転生からの新しいスタート
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休日の過ごし方

今日は美容室に行く日だ。

朝、美容室に行き昼からお買い物に出かけるというおしゃれなスケジュール。


俺は、昨日の夜サイトをみて研究した。

ただ自分の好みなだけなのだが、ちょっと短く、ショートボブにするつもりだ。


美容室についてみると外観が木のスッキリとした美容室。

今まで行ったことのある理容室や美容室とは全然ちがう雰囲気だった。


思いの外ハードルが高い。


ここに1人で入るのか……


入り口であたふたしていると、


「木下さん、お待ちしておりました。」


とお店の女の子が声をかけてむかえてくれた。美容師さんはオシャレだなぁ、ちょっと今日買う服の参考にしよう……。


中に入ると、お兄さん鏡の席に案内してくれる。


椅子が丸椅子??と思っていると、どうやら髪型のカウンセリングをする席らしい。


(お店によって大分ちがうんだな)


「今日はどんな髪型にする?イメージとか決めてきたかな??」


前から通っているみたいでかなり慣れているようだ。


スマホで昨日探したスクショをみせた。


「イメチェンだね!」


「この髪型はちょっと透くけど大丈夫?」


普段は透くのを嫌がってたのかな?

こういうのはお任せが一番!

俺はこのお兄さんに任せる事にした。


切ってる間もアレンジや、セットなど色々教えてくれる、これがお値段の違いか!


シャンプーもヘッドスパくらい色々してくれた。


「これくらい透いていると、ムースとスプレーで、こんな感じにできるよ!」


そう言われアレンジされた俺は自分の可愛さに息をのんだ。


これは世の男子はほっとかないぞ!

すっかり満足して美容室を後にした。


─家に帰りお買い物の準備をする。

髪型も決まってスキップして家を出た。


待ち合わせの場所ではすでにひなちゃんが待っていて、少し遅れてかなちゃんとも合流した。


新しい髪型の評判も良さそうだ。


秋冬用のアウター、シャツを買って雑貨屋さんの小物を見て盛り上がった。


こういうのも悪くない。


そしてランジェリーショップへ。

入るのに緊張が隠せない。


ひなちゃん、かなちゃんについて行き精神的にギリギリで入った。


するとひなちゃんは店員さんに、

「採寸してください!」


え!?採寸!脱いじゃうの??

と思っていると……奥の部屋に行き、中だけ外して採寸……脱がないのか。


70のDひなちゃんのサイズをちらっと聞いてしまった。


ただ、試着室ではブラだけになるみたいで俺は下着姿にもじもじした。


「ここ、採寸しっかりしてくれるから、まーちゃんとかなもしてもらったら?」


流れで、採寸、試着をすることになる、、採寸されるのか、、、


店員さんは20台中盤くらいの綺麗なお姉さん、今の歳からしたら大分上なのだが、中のおっさん的には若い女の子だ。


Tシャツの上からとはいえ、触られるのはドキドキする。


採寸すると65のCだった。

大体こんなもんなんだろうか……まさかまひるちゃんがCもあったとは……。


世の男子が思ってるよりCカップは小さいと思う。


俺はおススメされたセットと、なんとなく隅にあったボクサーブリーフを一つ買った。


女性ものの下着のフィット感はすごい。

ある意味癖になりそうだと思った。


今日も色々と新しい経験が出来、いろんな世界があるんだなと35年の経験なんて大した事がないなと思っていた。


買い物が終わるとひなちゃんのうちで、遊んだ。メイクを2人とも始めたばかりらしく色々と勉強になった。


最近気づいたのだが、かなちゃんは恋愛トークが大好き、案の定今回も変な展開になろうとし始めた。



「ひなはさぁキスした事あるん??」


「うーん、記憶にあるのはないかなぁ」


「まーちゃんは?」


「いや、かなにされたけど、、(笑)」


「あれは無し!ちゃんと恋愛で!」


「ないかな、(多分…)」


「そっかぁ2人ともないんやねぇ」


「よーし、ひなのくちびるも奪っておくか!」

とかなちゃんがひなちゃんに飛びついた。


「んもぅ、かなぁ!」

とひなちゃんも遊びとして受け入れてるようだ。


ん?もしかしてかなりチャンスじゃね??


わたしも〜っとひなちゃんに抱きついてみた、あっ、、すごいいい香りがする。


「もう、まーちゃんまで、どうしたのー」


その瞬間、目が合って周り音が消えた気がした。


俺はひなちゃんにキスしてしまった。


「まーちゃん、どうしたの??」


ひなちゃんは戸惑っているようで、目線が合わない。


「いや、かわいいなって」


素の自分の声が出ていた。


「まーちゃんもうちのキスで覚醒したかな?? ふふふ」


かなちゃんが笑った。


「もう、2人ともだめだよ」


ひなちゃんが困ってたので、調子に乗りましたとノリで謝る感じにごまかした。


これ中身でやってたら逮捕だろうな……。


そのあと、特に何も無かったようにお菓子をたべて、明日のスタジオを確認してから、それぞれ家に帰った。


(明日はスタジオ、なんか色々楽しくなってます!)

最後まで読んでいただきありがとうございます。


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