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俺の音楽ここにあります!  作者: 竹野きの
第1章 転生からの新しいスタート
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買い物に誘おう!




祝日と土曜日の間が一日あるのは学生時代なら連休にして欲しかっただろう。でも今は、学校に行きたいし休みも遊びたい。すごく充実してるような気がした。


学校に着くとひなちゃんがいた。


昨日の事が気になる。「おはよう!」の後にそれとなく聞いてみる事にした。


「昨日は雅人とどうだった??」

「結構丁寧に教えてくれてわかりやすかったよ!」


「楽器の話だよね??」

「そうそう、わたしも何か楽器出来たらなって思って」


「ひな、なにか楽器はじめるの??」

「うん、なにかは秘密! 出来るようになったら私もバンドにいれて! わたしは……」

そういうと、ひなちゃんは何かいいかけてやめた。


「もちろん!」

と言って俺はそれ以上聞かない事にした。

ひなちゃんも何か思うところがあるんだろう。


雰囲気的に雅人と何もなさそうで、俺はもやもやしてたのが少し晴れた気がした。





お昼休みに早速昨日作った曲を渡し、イメージを話した。


作曲のスピードに驚かれたが、反応は上々だ。早速日曜日にスタジオで3曲合わせる事になった。


今日のミッションはここからが肝心だ。

明日の買い物に誘う……あわよくばスキンシップまでしちゃおうという魂胆だ。


「ねぇ、明日あいてる?? 一緒に買い物行かない??」

ちょっと肩を当てながら聞いてみる。


「いいよー! まーちゃん何か買いたいの?」

「秋、冬のアウターが見たいなーって!」


「アウターかぁ! 新作でてるもんね!あたしも…」といって耳元に来て手で覆う。

「ランジェリーショップも行きたい……」


はい!行きましょう!


正直服もそうなのだけど、そういったアイテムはあんまりよくわかっていない状態で買うのは自殺行為だ。2人と一度行っておけば、今後1人で行かなくてはいけない状況にも対応ができる!


こうして、土曜日にひなちゃん、かなちゃんと買い物に行くことになった。





家に帰ると、ママとの交渉だ。

服代と下着代をゲットしなくてはならない。


話してみると、意外とすんなり貰えた。ついでに美容院にも行く事になって合わせて3万、余りは返すシステムだった。


女子だからかな? ただ美容院で女子のカットとかどうやって注文するんだ??


その晩、鏡と髪型サイトを見て格闘し、自分の顔にうっとりしながら似合いそうな髪形を模索した。

ついでに、鏡でキス顔をして、キスされる気分を味わったのは内緒!


(明日は買い物! 楽しむぞ!)


最後まで読んでいただきありがとうございます!

良ければ、評価、感想などいただきたいです!

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