商売人の話。
実話の商売の話です。新入社員はいつまでも、新入社員では無いので、取引先も、企業も、考えてほしい。
毎年お馴染みの新入社員研修の時期がやってくる。同業者の、他の商店では、邪魔だと言って追い払う店も在るらしい。でも、ウチでは、在庫量を減らして、目立つぐらい大量に発注して、メーカーの新入社員にサービスしていた。結果はすぐに出た。ある商品が大ヒットして全国的に品薄になった時、ウチの店には、何倍もの量の商品が来てくれて、売りまくる事ができた。情けは人のためならず。因果応報で、新入社員はいつまでも、新入社員では無い。ありとあらゆる企業の新入社員研修で、注文を受ける側は、気を付けてほしい。もしかしたら、何十年後に報いになったりするかも知れない。
短いエッセイです。読んで頂き、ありがとうございます。