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私の日常は変わらない

「んっ……」

……朝か。毎日繰り返される生活のリズムに従って、今日も朝早くに目が覚めた。

隣を見ればユーリがまだ寝息を立てて眠っている。

今日はユーリの仕事も休みなので起こさないであげよう。

そして、私はベッドから出ると洗面所で顔を洗い、朝食の準備に取り掛かる。

その合間に昨日のことを思い返していた。

まず、 私が第一王子セルヴィンの治療に成功してからの王族の方達の反応はすごかった。

王妃に始まり、第一王子の弟妹たちから代わる代わる礼を言われ続け、私は恐縮しっぱなしだった。

そのあとは王族全員が参加した晩餐に招かれ、平民ならまず口には出来ないであろうような豪華な食事が並んだ。

緊張のあまり、味がよくわかりませんでした。

まぁ、子供達は一心不乱に食べて満足そうにしてたから良かったけど。

それとこれが1番大きな収穫かな。

なんと、冷蔵庫もらいました!

王様から、宝物庫にある物の中から好きなものをあげようって言われてビビりながら宝物庫に並べられたものを眺めていたら前世では馴染み深い直方体の物体が目に入り、まさかと思いつつもこれがなんなのか聞いてみたら予想通り冷蔵庫でした。

なんでも氷魔法の魔道具が搭載されているらしく、魔石をセットすることで魔力を供給し、中に入れたものを冷やしてくれるらしい。

ちなみに魔道具は手に入れようと思っても手に入るものではないほど高価で、貴族でも相当地位が高い者でないと持っていないとか……。

魔石は定期的に家に送ってやるって言われたし、ここまでしてもらっていいのか悩みました。陛下からはこの程度当然の報いだって言われたから何も言い返せなかったけど。

そんなわけでうちに冷蔵庫がやってきた!

これで毎日毎日5人分の食材を買わなくても買いだめできる!

料理するときもテンションが上がるってもんですよ。

そうして鼻歌を歌いながら朝食を作っていたら、目を覚ましたユーリがやってきた。

「おはようティア。なんか楽しそうだね」

「おはようユーリ。ええ、楽しいわよ。それともう直ぐ朝食ができるから子供達を起こしてきてもらえる?」

「ああ、わかったよ」

しばらくして起こされた子供達も席に着き、家族全員での朝食が始まった。

『いただきます!』

今日も今日とて、私たちの日常は続きます。



色々伸びすぎてビビりまくっております。

毎回毎回感謝の念が絶えません!

本当にありがとうございます!


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