第8話 生きる伝説の男
あほなおっさんの妄想ファンタジー作文です。
今回のお話はこの物語の重要なエピソードの入り口です。
是非ご覧ください。
その頃ケビンはウィンザーの町ではなく、なぜかウィンザー城の城内にいた。
「お~久しぶりだな、ケビン・コストナー大佐」白い洋風の鎧を身に着けた男は言う。
「ご無沙汰しております。マーク王子・・・いえ、王立聖十字騎士団、軍団長マーク指令。」ケビンは膝を床に片方つき言う。
マーク「マークで良い。」と笑いながら言う。
マーク「で、その後どうだ?アルベルトの拾った少年は?たしかケンとか名前であったか・・・」
ケビン「はい。いまのところ問題なく育っております。」
マーク「そうか、それは何よりだな。それとアルベルトの方はどうなっている。紅の旅団は国内で活動してないようだが・・・」
ケビン「サラ様に先日便りが来ておりました。サラ様の話によるとトルメイル王国に駐留しているとの話です。」
マーク「それはトルメイル王国から依頼があったのだな?」
ケビン「のようでございます。異教徒の暴動と魔族の進行によるものと思われます。」
マーク「魔族退治は紅の旅団で大丈夫だろうが、異教徒が気になるな・・・フラン王国とバイエルン王国と協議して合同部隊を派遣する事にしよう。」
ケビン「早めに対処するのですね。」
マーク「そうだ。東のルーテリア王国も何かおかしくなってきているのでな。同時にあちらこちらで戦火が起きれば魔族や獣人に隙を与えることになる。」
ケビン「ルーテリアですか!まさかまた・・・・・」
マーク「現在調査団を派遣中だ。何事も無いといいのだがな・・・・。念のため少年の事は頼んだぞ!」
ケビン「はっ!」
ケビン「それとサラ様が妙な少年を助けまして・・・」
マーク「ん?なんだ妙な少年とは?」
ケビン「東の果ての大和の国の装備品を身に着けており。その装備品はかなりレアな上級品でして・・・まだ意識が回復していないので尋問も出来てないのです。」
マーク「まったくアルベルトといい、サラ様といい、あの親子は人を拾うのが好きだな。」あきれた様子で言う。
ケビンは苦笑いをしながら「そこで閣下に大和の国の情報をいただきたく思いまして・・・・」
マーク「抜け目のないやつだなお前は。」
ケビン「めっそうもございません」
マーク「まぁ~良い。マックス中佐!ケビン大佐を3時間後に飛空艇でお送りしろ。それとユリア-ノ将軍に命じて、大和の国の情報を2時間で集めさせてケビン大佐に伝えろ。いいな。」
マックス「はっ!おおせのとおりに!」
マーク「ケビン大佐、それまでしばし休んでいけ。それとサラ様に、たまには城に顔を出せと言っておけ、私が会いたがっておるぞとな。サラ様を頼むぞ」
ケビン「はっ!ありがとうございます。必ずお伝えしておきます。」
マーク「では下がれ。」
ケビン「はっ!」ケビンは一礼をしてマックス中佐と部屋を立ち去った。
ケビンはいったい何者なのでしょうか?ポルガルの大使館にはいかずに一国の王子に謁見するとは・・・しかも大佐とは・・・謎は深まります。
ケビンはマックス中佐に用意された部屋でくつろいでいました。その部屋のドアをノックする音が・・・・コンコン!
マックス中佐「王立聖十字騎士団第4師団長ユリアーノ将軍がおいでになりました」。
ケビン「どうぞお入りください」少し驚いた様子でした。まさか直接くるとは思ってなかったようです。
部屋にマーク王子と同じ白い洋風の鎧身に着けた20代後半と思われる女性が入ってきた。女性はそんなに身長は高くなく、金髪の長髪で、前髪が片目を完全に隠すような髪型で腰には金色のサーベルを下げていた。
ユリア-ノ「御無沙汰しておりますケビン殿」と一礼をする。
ケビンは不思議そうにユリア-ノを覗き込みながら「はて?どこかでお会いになりましたかな?まぁ~おかけください。」と促し、両名は席に着く。
ユリア-ノ「私はセントティアーズ出身でして、以前はセントティアーズにある、ブルーティアーズ士官学校に所属しておりましたので、ケビン殿は何度かお目にかかっております、まぁ~8年も前ですが」
ケビン「お~そうでしたかぁ~それは失礼いたしました。こちらに来て大出世したのですなぁ~8年足らずで将軍様とは~そんな師団長自らおいでいただけるとは光栄ですな。」
ユリア-ノ「セントティアーズ防衛隊、別名ブルーティアーズ連隊の元連隊長で、今は傭兵集団の紅の旅団、別名レッドティアーズの軍師・・・。」鋭い目つきでケビンを見つめる。
ユリア-ノ「10年前のセントティアーズで起きた魔族と獣人族の襲撃事件・・・別名、血の涙の4日間を戦い抜き、その後、王立聖十字騎士団を本人の意思で退役・・・が、女王の直命により慰留され、さらに聖十字勲章を授かり。王立聖十字騎士団名誉大佐として今に至る。」
ユリア-ノ「聖十字勲章は現在までに、あなた一人しか受勲していない・・・まさに生きる伝説のお方・・・」
ケビン「いやいや~ただの老いぼれでありますぞ。私のような者より、ユリアーノ殿はヨーロピアン連合王国の中でも有数の軍事力を誇るグレートブリテンの師団長ではないですか。」
ユリア-ノ「いえ、師団としては一番下っ端です。ご存じであるとは思いますが、王立聖十字騎士団で一番の師団が聖十字騎士団本隊で2番目が聖十字近衛兵師団で3番目が聖十字神殿騎士団で、そして我が聖十字白羊騎士団といったところです。」
ユリア-ノ「聖十字騎士団本隊の半分程の兵数ですし。ですが最高の師団であると自負しております。何か事が起きると、我々が一番初めに派遣されますのでね。」
ケビン「なるほど・・・実戦経験が多いってことですな。」
ユリア-ノ「おっしゃるとおりです。まぁ~紅の旅団こと、レッドティアーズにはかないませんが・・・」と笑みを浮かべた。
ユリア-ノ「なぜあなたのような生きる伝説とまで言われたケビン殿が、軍から一定の距離を置き、傭兵集団レッドティアーズの軍師をしているのか・・・。」また鋭い目つきでケビンを見つめる。
ユリア-ノ「あの血の涙の4日間に何があったのですか?ヨーロピン連合王国のどの国にも属さない、対獣人・魔族戦闘に特化した傭兵集団レッドティアーズ・・・あなた方は何を企んでいるのですか?」
ユリア-ノ「是非一度、お話を伺いたく思いましてね~。」不敵な笑いとは別に鋭い目つきでケビンの目を見つめる・・・。
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アホなおっさんの家族
明日も午前中に投稿出来たらいいなぁ~。




