第7話 狙われた七星剣とケンの涙
「おらぁ~~~いつまで寝てんだぁ~~~起きろこらぁ~~~~~」レイの怒声か響く。
ケン「むにゃむにゃ~おはようですよ~レイさん・・・・」
レイが頭をはたく、「早く下に降りて、朝食たべろ~!今日はあたいがお前の稽古つけてやるんだからな、早くしろヘッポコ!」
ケン「はひぃ~~~~~」><ノ
ケンは早々に身支度を整え下のリビングに向かった。
リビングに入ると、サラが朝食を食べ終えて食器をかたずけているところだった。
「ケン、おはよう」サラは、にこやかに頬笑む。
「おはようですよ~。昨晩はありがとうですよ~。なんだか途中から記憶が無いんですよ・・・・」
レイ「魔石組み込んだ剣を持った途端ぶっ倒れたと思ったら、寝てるしぃ~~。まったくお前は~~~~~。」とケンの頭を両拳ではさみグリグリと押し付ける。
ケン・・・・(T0T)
「そういえばベットに運ぶ時に、ゆきかぜ~ゆきかぜ~と言ってたけど・・・もしかして剣の名前?」とサラはケンに聞いた。
ケン「あ~そうだぁ~雪風って名前が頭の中に、こだましてたですよ~~。」
サラ「綺麗な名前だね~。風属性の剣に水の魔石組み込んだから氷雪系の剣になったんだね。もう一つ魔石組み込むなら氷の魔石組み込むと更にパワーアップしそうね。」
レイ「間違っても炎の魔石はやめとけよ~相性最悪だからな~。」
ケン「そうなんだぁ~。氷の魔石も早く欲しいなぁ~。ところで昨日助けた人はどうなりました。」
サラ「まだ意識が無いのよね~。危険な状態では無いんだけどね・・・。」
ケン「そうですかぁ・・・あれ?ケビンさんはもう出かけたのですか?」
サラ「夜が明けたら出るって、おしゃってましたからね。早ければそろそろ着くころだと思うわ。」
レイ「じい様は朝が早いんだよ~そしてお前は遅すぎぃ~。おらぁ~とっと稽古に行くぞ。」首根っこをつかみケンを引きずる。
ケン「まだ朝食がぁ~~~ですよ~~。」><ノ
サラ「私はお留守番してますね~いってらっしゃ~い」^^;
レイとケンは白い砂浜に立っていた。
ケン「レイさん・・・こんなところで稽古するんですかぁ~。」と言いながら砂浜の砂を足で踏みつける。踏みつけた足は砂に埋もれて動きにくい。
レイ「どうだぁ~足場が安定しないだろ。ここの砂は特に細かいしな。いつも足場のいいところでの戦闘ばかりでもないだろ?」
ケン「な・る・ほ・ど!流石レイさんですよ~。」
レイ「じゃあ~あたいにかかってきなさい!ただ雪風の魔力はまだ使うな!まだ組み込んでから時間がたってないからな。無理すると最悪壊れるからな。」
ケン「そうなんですかぁ~了解ですよ~。」
レイは刃渡り20cmほどの短剣を2本取り出し2刀流で構えている。
ケン「では行きますですよ~おりゃ~~~~~~。」
レイは簡単そうにケンの刀剣を短剣で受け流し、ケンの腹部に回し蹴りを綺麗に決めた!
レイ「おまえ~~~盾もってんだろ~盾使えよ~~~。」
ケン「あい」><
穏やかな海の波の音と、海鳥の鳴き声、そんな和やかな浜辺に、その場にあってはならないケンの悲鳴「うぎゃ~どえぇ~ほげぇ~ぎゃあ~~」と、レイの罵声が2時間ほど続いたw
レイ「よし!休憩だ!」
ケン「あい。これって稽古じゃなくって・・・・虐待なんじゃ・・・。」(T0T)
レイ「なんかいったかぁ~~~~?」
ケン「いえ~~~~。レイ様の熱い熱血指導に感激しておりますですよ~~。」><ノ
レイ「お!わかってきたじゃねいかぁ~?これが愛のムチってやつだなぁ~。」と、ガハハ~と笑いながら言った。
次の瞬間レイの目つきが変わる!
ケンとレイの背後から声がかかる
「よ~よ~ねいちゃん!昨日武器屋で鑑定した剣、俺たちにも見せてくれよ~。」
レイとケンは振り返ると、いかにもガラの悪そうな海の男風の3人組みがいた。
一人は大男で身長は2m近くあり、がっしりとした体格の大男がレイに歩み寄る。
「お~!ねいちゃん、近くで見るとすげぇ~美人だなぁ~俺と遊ぼうぜぇ~。それとあの高価な剣見せてくれよ~。なぁ~いいだろ~」とレイの顎を手で触りながら顔を近づける。
一方ケンの方には、小柄な男一人と、片目に黒い眼帯をした男がからんでいた。
黒眼帯の男「坊主もいい剣持ってるじゃねいかぁ~?俺のと交換しょうぜぇ~」と自分の剣を舐めながら、ケンの雪風を見て言う。
ケン「これは大切な人から貰った大事な剣だ!お前らなんかに指一本さわらせね!」ケンの目つきが鋭くなり、いつもの情けない口調が変わる。だが体全体がは震えていた。
黒眼帯の男「お~~~怖いね~~~怖くておじさん泣いちゃいそうだぜ~。」と笑いながら言う。小柄な男も大笑いしている。
どうやらレイにその会話が聞こえたのかブチ切れる「おい、デカブツ!あんまり顔近づけんなよ~。息がくさいんだよ!」完全に目がいってしまっているようだ。
大男「なんだと~このあま~~~!」と言いながら大きな剣を抜く。
レイは回し蹴りを大男の腹部に入れる。大男の顔が歪む。続けて大男の脚に回し蹴りが入り、大男は前のめりに倒れて、砂浜の砂を舐めるこ事になった。
大男は立ち上がろうとしたところに、レイの強烈な蹴りが大男の顎を見事にとらえ、大男は大の字に倒れて失神した。
それを見ていた他の二人は、驚きケンに剣を向けながら「てめぇ~調子に乗りやがって~このガキがどうなってもいいのかぁ~!」黒眼帯の男は叫んだ。
次の瞬間、ケンは雪風ではなくファーストソードを抜き、黒眼帯の剣を叩き落とし、更に足で砂を蹴り上げ黒眼帯男の顔にかけた。その砂は黒眼帯の反対の目に入り視界を奪った。
視界を奪ったケンは、続けて男の腹部に平打ちをいれる。男は膝が落ち砂浜に膝をつく、ケンは更に左手に持った盾で黒眼帯の男の顔面を強打した。
黒眼帯男も大の字に倒れた。その光景を見たもう一人の小柄な男はこわばった顔をし逃げ出した。「ひぃ~~~~。」
だがその男の前にレイが行く手をさいぎるように立ちはだかる。
レイ「お前、仲間置いて逃げるのかぁ~?最低な野郎だなぁ~本当にカス野郎だぜ~。」
その男の背後からプッツンしたケンが襲い掛かる!
レイはとっさに短剣二本を抜き剣と小柄の男の間に入りケンの剣を受け止めた。
レイ「ケン!もういい!やめろ!後ろから切りつけるなんてカス野郎のやることだぞ!ケビンのジィ様から貰ったファーストソードを汚すな!」
ケンは震える手に持った剣をした降ろし、砂浜に剣を落した。落ちた剣は砂浜に刺さった。
ケン「僕は・・・僕は・・・・」と言うケンの瞳には涙があふれそうだった。
レイ「もう終わったんだよ。よくやった。よくやった。」と言いながら、ケンを胸に抱きしめながら言った。
ケンは、大切な人から貰った剣を守る一心と、初めての実戦での対人戦闘の恐ろしさの2つの為、我を忘れてしまっていたようだった。そして我に返りレイの胸の中で涙した・・・。
なんとか午前中に投稿できました~><ノ
11話まで出来てるんですけどねw
明日も午前中に第8話投稿予定です。
8話から10話は物語の重要なエピソードになる話です。
色々とこの物語に影響してくる話となりますので、ご期待ください。




