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第六話

何か満足できない出来です。後々修正するかも。

(部屋の描写で、図を入力しようとしたけど、無理でした。

やっぱりスマートフォントだからか?)

第六話


「……フェイス!仕事中なんだから一回離れろ!」

「えー!嫌だ嫌だ嫌だ!クレルドと一緒にいたい〜!!!」


…あれ、此処は何処だ…?

てかなんで座ってんだ!?

…あ!こいつはさっきのフェイスとかいう女!何で俺にくっついてんだ?離れろ!

…ん?、体が動かない!

言葉も話せないし……ん?


…俺こんなに座高高かったっけ?


そう、彼の身長は175?で座高は80?なのだが、少なくとも10?はいつもより視点が高い


うーん?さっきまで、中庭にいたよな?何でこんな場所にいるんだ?全く分からん…



因みに今、真がいる部屋は何処かにある誰かの執務室兼研究室兼応接室だ

その執務室の中央には、コの字形の執務机が備え付けており、椅子に丁度座ったとき、

正面の両開きの豪華なドアを見据えることができるように置かれており、彼は今そこに座っている。

正面のドアと机には、これまた豪華そうなしかし、正面のドアと同じく詫びを感じられる応接セットがある。

さらに机から見て、左手にはガラス張りの一種の研究室が。

右手には扉が三つあった。

…取り合えず、…すごい…豪華です…な、部屋だった。



…あ、立ち上がったな。んで後ろ向いたか

クソッ!動け…よ………ぇ…ええぇーーーーー!!!

何で…何で、俺がこんなイケメンになってるんだよ!!!



そう、そこの何も映っていないモニターの中にいたのは、隣の女と対をなすような白髪の百人百人がカッコいいと絶対に言う、

呆れるほどまでのイケメンだった。


は、はぁ!?な、何で俺なんかがこんな劉輔に匹敵するようなイケメンに…

(劉輔は、実は天然たらしで真はいつもそれを鬱陶しそうに見ていた。

自分へ向けられる多くの視線に全く気付かずに。あと、一部の腐った視線にも…)


そうしていると、突然隣の女と俺(?)が動きを止め、目の前に現在の俺(?)に瓜二つな男が現れた


「ん〜?ああ…お前か。案外遅かったな」

「何だ!誰だお前は!?これはどういうことだ!?ていうか、ここはどこだ!?」

「まぁまぁ、そう騒ぐな。俺がわかる範囲でお前の質問に答えてやるからさ、…もう騒ぐなよ…」

「………! あ、ああ、わかった…」

その突然現れたら俺(?)にそっくりな男に俺は興奮し、必死に尋ねた。

しかし、男は俺のことを咎め、まるで拷問にかけられていた方がいいと感じられるほどの

恐ろしいまでの冷却効果のある冷凍室に入れられたかのような視線を、

周囲360度から発せられて、無理やり俺の興奮は抑え込まれた…


「ふー… やっと話せるな。さて、まず何が聞きたい?…と言っても、既に俺に聞いてるか…

じゃあ、まず最初の質問に答えるが俺はお前自身だ。」

「…は?」

俺がこんな間抜けな声を出したのは仕方がないだろう。いやいや、まず理解出来ないだろ?

俺がお前?そんな規格外のイケメンに俺はなったつもりはない。

「うーん…まぁ、確かに理解できないよな?俺がお前っていうのは…

…そうだな、詳しくいうと実質的にはお前はこの姿の俺が変質した存在だ。

お前の本来の姿であるこの俺の記憶喪失…それに加えてその他の様々な現象により、俺の体が自己防衛反応を起こした。

それによる、新たな人格の形成、人間たちに紛れるための神格の急激な下落、それに伴った新たな体の形成、またその体にあう能力以外の能力の使用不可…

それにより、生まれたのがお前… 龍谷 真だ」


「…は?それって…つ、つまり、俺はただの、あんた…いや本来の俺の復活するまでのスペアって…こと…か…?」

…絶望した…

だってそうだろ?今までの俺は、ただ本当の俺が復活するまでの"予備"だったと思ったんだから…

更に、ネガティブな方向に気持ちが向こうと俺はしていた… しかし…


「いや、それは違う。言っただろう?お前は本来の姿である俺が"変質"した存在であると。

別にお前はスペアではない。内面上は、少し能力が欠如しているが、お前は俺と何ら変わらない、全く同じ存在だ

それに、俺だけが復活するわけではない。お前の人格は、俺の人格を真似ただけだからな…

簡単に人格を融合出来るから、二人の人格や、記憶などを全て合わせて一人になったときに復活すれば、

実質、二人で一緒に復活出来る」


「……よっしゃぁああぁあぁ!!!!」

嬉しすぎて、つい今までの人生で二番目にデカイ声を出してしまった。

因みに、一番目は生徒指導室で ピーーーーーー(超卑猥的発言のため、自主規制)を見たときだな。

あの時は、ダッシュで逃げた。


あ、本当の俺が苦笑しながらこっち見てる。


…いきなり大声出して、恥ずかしい…

俺は後で聞くと、この時死にそうな顔をしていたという。






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