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兄が婚約式で消えたので、代走指名された弟の僕が「契約婚」から始めたら、家族の定義がバグった件。

婚約式の当日、兄が失踪した。家の体面を守るため、弟の真白(ましろ)は「三か月だけの契約婚」を提案し、兄の元婚約者・栞(しおり)と急ごしらえの同居を始める。目的は彼女の名誉回復と違約金の肩代わり、ついでに兄の痕跡を探すこと。
けれど暮らしはすぐ“家族”の形を更新し始める。冷蔵庫の付箋、朝の味噌汁、拾った子猫の病院代。互いの生活が噛み合うほどに、契約のほうが綻ぶ。やがて兄の失踪の裏に、家を縛る“古いルール”と縁談を金に換える親族の企みが見える。
真白は決める——「僕らの家は、僕らで定義する」。三か月の終わりが近づく頃、兄が戻る。選ぶのは“血”か“暮らし”か。ざまぁは単純に蹴り倒すより、制度ごと更新するほうが爽快だ。
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