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 第二百四話 バトルルート1

 遅れてすみません。寝付きが悪くて、調子悪くて遅くなってしまいました(>_<)


 僕らはポートカインに着き、港から街中を通ってドラゴンの復活地点へと向かうことにする。みんな仮面装備だ。パンドラも小っこい仮面を装備してる。

 街は若干寂れていたが、そこそこに人通りはあった。値段が高いってブーブー言いながらエリとパンドラが必要な物を買い出しする。僕は買い物苦手だから、暇なので、アイと色々噂話を集めてみた。僕は勇気を出して通行人とかに話しかけるけど、全く相手にされない。逆にアイは色んな人と楽しそうに話してる。可愛い女の子って特だな。僕も頑張って化粧してみるか? ただ、噂話集めるためには面倒くさいし、僕が女装しても今より話ししてくれる人が減るだけになりそうだな。色々話し込んだアイが言うには、そもそもドラゴンが復活してるのを信じて無い人、来たら逃げればいいと思ってる人が多く、地下には住民の半数も避難してないんじゃないかとの事だ。これはまずい。ドラゴンは飛べる。僕が見た飛行速度から考えると、あそこから街まで十分もあれは奴は飛んで来られるんじゃないだろうか? まあ、けど、そうはさせない。うちの女の子たちがなんとかしてくれるだろう。ここで、自分がなんとかするって言えたなら格好いいんだけど、僕はクソ雑魚だ。何故か島で修行して三人、特にアイは見違える程強くなった。僕も素振りとか筋トレとかしてたけど、そんなに強くなった感がない。腕立て1000回は一人で島にいた時も出来てたし、体型も全く変わってない。


 当然馬車を借りる事は出来なくて、僕らは歩いて向かう。街道を少し歩くとこっちに向かう人はいなくなり、みんな仮面を外す。そして、夕暮れには激戦地に着き、キャンプして明日に備えて早くねる事にする。便利な事にエリとパンドラで個室のお風呂を作ってくれたので、野宿なのにサッパリできた。


 そして、朝を迎え、武装して待機する事数時間。もしかしたら、ドラゴンはもう出てこないんじゃ? って座りながら楽観的な事を考え始めたときに……


 アイが立ち上がって杖を構える。


「魔力の揺れを感じるわ。来るわ!」


 その言葉に僕は下がって岩陰に隠れる。


 エリは立ち上がり二本の剣を手にし、モモは剣と盾を手に浮かび上がる。


 アイが杖を掲げると、目の前の地面に魔方陣が現れる。そこから下からせり上がるかのように、でっかいバナナのバナーヌ。モモ瓜二つのモモツー。金色のエリの姿をしたゴールドが現れる


 目の前の空気が歪む。夏の暑い日に遠くの道が揺らめくように。それが大きな範囲で。

 目の前に穴が空いたのかと思った。違う。夜の闇のような巨体。ドラゴン。暗黒竜が再び僕らの目の前に現れた。


 


 読んでいただきありがとうございます。


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