《喰らう》 ほか
《喰らう》アイツ、何でも喰いやがる。片っ端から容赦がない。オレの希望も、人生も、みんなアイツが平らげた。
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《説教》「もう! 何でもかんでも魔法で解決しようたって駄目です」中堅の魔法使いリノは、その場にいた後輩魔法使い達へ言い放った。「魔法使いが魔法に頼りすぎる時、それは破滅の第一歩だと思いなさい」
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《断ち切るもの》絶望!絶望!絶望! それを断ち切るものは何か? 希望か、それとも死か。
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《脱走》そのテッペンに登れ。天国から逃げ出せるかもしれない。
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《体質改善》あのバカ妖精、一体どういうつもりよ。助けてくれたお礼に願い事を叶えますとか言いだしたのはいいけれど。そりゃぁ、私は感情表現が苦手だから、ちゃんと感情が人に伝わるようにして欲しいって言ったわよ。だからって怒ったら本当に火を噴くようにしちゃうなんて!
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《謎のトラ少年》ねむいよー、ここどこなの? ママはどこ? ボクなんでこんなもの着ているの?たしか、お部屋でお昼寝していたはずだよ。ぬいぐるみのトラ公くんと一緒に。あ、ボクが着ているの、トラ公くんだ。え? ボクがトラ公くんになっちゃったの?
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《地獄の案内人の思考》二人の女がしゃべってる。互いに背中を向き合わせ、地獄の言葉をしゃべってる。あんたにも聞こえるだろう?なんで地獄の言葉がわかるって?そりゃあ、あんたがもう地獄にいるからだよ。
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《実験牛人間の思考》牛じゃ~、わしゃ牛じゃ~。でも元は人間だったんじゃ~。妻も子供もいる立派な人間だったんじゃぁ~。でも あの時、あの時!
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《臆病者のドラゴン》弱ったなぁ。冒険者のパーティーだよ。絶対 姿を見られちゃったよなぁ。連中が弱虫や賢明な人間だったら、わざわざドラゴンの住処へ行こうなんて思わないだろうけど、中途半端な奴等だったら無茶ぶり発揮して、マジでドラゴン退治とか言いだしかねないぞ。
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《自分の記憶が信じられなくなった青年》俺は1年前、絶対に見た。ここに妖精がいるのを。でも、誰も信じてくれない。俺の婚約者、いや元婚約者か……。彼女すらも。あの妖精に出会って、俺の人生は変わってしまった。




