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レガシーロード 〜宿命之運命〜  作者: 紺屋小牙
第一章 幼少期
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第1話 プロローグ

俺の名前は碧屋あおや 悠馬ゆうま以後よろしくーー。 えっ? なんで自己紹介なんかしてるのかって? うん、確かにこうゆうのは語り手さんもとい天の声さん(ナレーター)にやらせる物だが、仕事(ナレーション)を手伝ってやろうと思ってね。‥‥‥‥‥ごめんなさい。嘘です。 本当は一回やってみたかっただけです。

 はい。真面目にやります。 12月の真冬、バイト帰りの23歳です。真冬というのは、自分はニガテだ。 真っ暗な上,肌寒く今日にいたっては、珍しく雪が降ってやがる。 この分だと、明日辺りになると雪が積もっているだろう。これ程の雪が降ると、クリスマスが近いなって思う人が多いと思う今日この頃、大体の青春を謳歌しているリア充共は、「もうすぐクリスマスだねぇ♡」と盛り上がったりしているのが、腹が立つ。 何がもうすぐクリスマスだ。 あと2週間あるだろうが。 

決して嫉妬している訳ではない。(彼女いない歴23歳) 決して。 今年のクリスマスも家族に「彼女出来なかったのかよwww」と笑われるのだろう。

最早、お約束だな。 まあ独りで過ごすよりなんぼかマシであるが。

 帰る途中、

俺は近くのセ○ンイレ○ンに寄り、今日の晩飯のカップラーメンとツナマヨおにぎりを購入して、自宅に帰ろうと、店の外を見ると、先程より雪が激しく視界が悪くなっている。 これ以上視界が悪くなる前に帰ろうと、思い急いで店を出た。 こうゆう時、家に近いからという理由でバイトを選んで良かったと思っていながら交差点を渡っていると、さらに雪が激しくなり、目に雪が直撃しそうになり、腕で顔を隠した瞬間、信号が変わりそうだったので、急いで渡る。なんとか間に合って良かったと考えながら帰路につこうしたその時、黒いワゴン車が猛スピードで走っているのが見えた。


(あんなにスピードを出して大丈夫が?)


なんて呑気に考えていると、ワゴン車のタイヤが雪で滑ったのかブレーキ音なっているのに、スピードが収まる感じがしないと思ったその瞬間事件が起きた!!

ブレーキがかかった反動で車体が回りはじめ、軌道が変わり、悠馬に直撃したのだ。ドゴン!!と大きな音鳴り響いた。 この時、悠馬は自分に何が起きたのかまるで理解出来なった。今わかるのは、背中から内臓に至るまでとんでもない痛みが走っているということだけだ!


(い‥痛ぇ。 なんだ‥‥何が起きたんだ‥‥?)


完全な致命傷を負ったしまった悠馬。 残っている意識も風前の灯火だろう。 ワゴン車にはねられてから数秒間、地面に叩きつけられたことで悠馬は黒いワゴン車にはねられたことを理解した。


(お…い…。 こ…ん…な…こ…と…。)


薄れゆく意識の中で悠馬が最後に思ってのは、なんだかんだ言いながら自身を助けてくれた家族の事だった。


(ざっけんなぁ……!! ま…だ…親孝行できて…ねぇんだぞ……!! ク…ソ…。俺…が…死ん…だらぁ誰がぁ…下の弟妹の…面倒…見んだ…!)


なんとか生き足掻こうとするが、現実は、非情だった。


(母さん………。 み……ん…な……………。)


遂に悠馬の意識は雪の中に消えた。


碧屋 悠馬 死亡 


次回から転生した異世界からスタートです。

ちょっとずつ長くなるとでしょうかように頑張ります。


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