表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/23

先生が好きです

私立の高校に通う私、杉浦真帆は、物理の先生に一目惚れをした。


スラッとした体に白衣を纏うだけでもかっこよさ三割増だと思うのに、優しい声に優しい笑顔の梶先生。


初めて見た時ズギュンって音がぴったりだと思うほど、私の胸は撃ち抜かれた。


私が高校一年のときに先生は二年目という新米教師だった。理系なんて全然好きじゃなかったのに、梶先生の授業は引き込まれる魅力がある。


大抵は教室で教科書に添っての授業だが、たまに実験室での授業もある。


試験管やビーカーに実験室のちょっとほこりっぽいにおい。いつもと違う空気の中、その時の梶先生は白衣で現れる。実験のときだけ見られる貴重な姿だ。


それがとんでもなく似合っていてとんでもなくかっこいい。盲目と言われようが、素敵なんだから仕方ない。


だから実験の日は好き。

かっこいい梶先生が見られるんだもん。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ