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彼はそして後悔する

それから数時間が経った頃、俺はすでにどん底に落とし入れられていた。

なんで焦ってしまったんだよ俺は…と、何度も自分に問いかける。

「葵、私ね、好きな人がいるの。」

その言葉が何度も脳で繰り返される。

現実が俺を追いかけて、逃がそうとさせてくれない。

これは夢であったと思い続けたい。

フラれたら諦めがついたと、先人たちは言った。

でも現実は違う。

とても辛い。そして未練もまだある。何よりまだ俺は彼女のことを思うと胸が張り裂けそうになる。

そう俺はまだ、夕鶴のことが好きなんだ。

だがあいつには好きな人がいる。

俺にはその恋を邪魔することはできない。

そんなことをしたら嫌われるだろうという恐怖もある。邪魔をしたとしても、あいつの気持ちをねじ曲げるかのようで俺のポリシーから外れた行動になってしまう。

俺は何をすれば彼女に好かれる?

俺はどうすればあいつを振り向かせられるのか…

俺は考えた。頭をいつもより何倍も使い、考えた。

答えは簡単だった。

あいつを振り向かせるために、

あいつに相応しい男になるために、

俺は自分を輝かせる!!

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