パート1
ジリジリ!ガチャン!
「ちーこーくーだぁー!」
今ベッドから勢いよく飛び降りた男が主人公の村上龍二!
「おい勇樹!なんで起こしてくんないんだよ!」
「自分で起きろよ馬鹿!」
この生意気なガキは斎藤勇樹!小学三年生!
「ガキとはなんだ!(笑)」
ゴチン!
「いってぇ〜なにすんだよ!」
ドタバタドタバタ!
「ちょっと二人とも騒いでないで早く朝ごはん食べて私も遅刻しちゃう…」
今朝ごはんを作っているのは
杉下児童養護施設の娘
杉下美幸!
「はぃはぃ美幸がうるさいから食うぞ勇樹!」
「言っておくけどゆっくり食べてる時間ないよ!」
美幸は走って学校に向かう
「美幸はうるせなぁ勇樹!ってあいつも学校いったのかよ」
パンをハムつきながら時計をみた…
「まだぁ8時25分かぁ…ってもう8時25分やばぁ!」
パンをハムつきながら学校え走った!
キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン!
「また龍二は遅刻かぁ!おい杉下!龍二を起こしてるのか?」
担任の宮前貴士先生!良い先生だが俺とはルパン三世と銭形警部並みのライバルだ!
「はぁ…?起こしているんですけどあいつパンをハムついていたので…」
クラスじゅう爆笑!
「遅刻ギリ!」
「なにが遅刻ギリギリだぁ?もう8時35分だろ!」
ゴチン!
「先生ナイス目覚まし!(笑)」
クラスじゅう爆笑!
「冗談言ってないで早く席につけ!」
「すいませ〜ん」
ガラガラ
「おい美幸!行く時に時間言ってくれてもよかっただろ!」
「もっと早く起きなさいよ!パンなんかハムついてなで馬鹿!」
「馬鹿ってお前俺より成績…」
「おい龍二!うるさいぞ馬鹿!」