パート14
ガラガラ
「失礼します!」
龍時が校長室に入る
目の前にはU‐17日本代表の監督真田清監督が座っている
「さっ龍時君座りなさい!」
教頭がソファーに座らせる!
「すいませんが龍時君と二人で話させてくれませんか!?」
「わかりました!ではゴユックリ!」
校長と教頭が部屋をでる
「まぁ固くならずに聞いてくれ!」
「はい!」
「率直に聞こう!代表に来る気は?」
「あります!是非行かせてください!こんなチャンス二度と無いかも知れないから!」
「うむ分かった!私の高層の中で君はとても重要な選手なんだ!水沼宏太を知っているね?」
「はい知っています!」
「宏太はサイドハーフで力を発揮する選手なんだが宏太以外にトップ下を任せられる選手がいなくてね!君のプレースタイルは私の中のトップ下のイメージとピッタリ合うんだ!広い視野、的確な判断、精確無比なパス、エリア外からも相手の驚異になるシュート、華麗なドリブル、時には献身的に守備もこなす!私は君を必要としている!明後日の合宿から直接現地に入ってしまうが大丈夫かね?もちろん金銭的な事は考えなくてよい!」
「是非参加させてください!」
「分かった!私から日本サッカー協会には話す!また夜に電話が行くと思うから詳しい話しはそこで!あとこれを」
真田は新幹線のチケットを取り出した
「いただきます!じゃ失礼します!」
「あぁじゃあ!」
ガラガラ
校長室を出る
ちょうど休み時間だ学校は龍時の話題で持ち切りだ
龍時が廊下を歩いていると横から
「あっ彼だよね!?龍時君って?」
「スゲェナァ〜!将来見えてるよな!」
「今のうちに付き合っとこうかなぁ!」
いろいろ噂されているらしい
「あのぉ〜村上先輩…」
龍時は振り返る
「うん!?なに?」
「代表でも頑張ってください!これ…よかったら読んでください!」
手紙を渡される
「うん!分かった!ありがとう!頑張るよ」
龍時は教室に入る
「おっ主役のお帰りだ!」
友也が行った
「お帰り!どうだった?」
美幸が聞く
「なんにもただ来てくれ!って言われただけ!俺明日休んで良いらしいから!後予選でこけるなよ!」
「お前がに言われなくても大丈夫だよ!ベスト4まで高ケ坂南とは当たらないし!」
武司が言った
「じゃ俺は一眠りするからよ!」
スピ〜スピ〜
龍時はまた寝息を立て始めた
「寝付きはやぁっ!こんな奴が日本背負って大丈夫かぁ?笑」
みんながうたずいた