第三話
わかりにくいなど意見がありましたらお待ちしてます。(`_´)ゞ
大分、文書を直させていただきました。
表現的に変わってしまったところがあると思われます。
大変、すみません。
これからもこの小説を読んでいただいている方、どうかこれからもよろしくお願いします。m(_ _)m
「え〜でなわけでリリス先生は自習と言っていたが、監督役がいないとひじょーに!マズイのでこの時間も私が見る事になった。また会えて嬉しいぞ。東山。」
リリス・ルクレツアが顔を真っ赤に染め弾けたメロンを隠して走り去った後、職員室で二年Eクラスに監督役の教師がいないと報告があり、ちょうどどこのクラスも担当に入っていなかった金剛力女こと如月 奏が任された。
「……先生」
「なんだ、また変な御託ならべると今度は下じゃなくて上に埋めるぞ」
秋真は真剣な眼差しで奏を目に捉えて今一番口にしたい自分の気持ちをやさしくそして力強く言葉にしようとした。
「今すぐにホテルにいきましょう。そしてそのあとに婚姻届を出しm」
ドゴォォォォォォッ
できなかった。
そして、秋真は天井につき刺さった。顔が上の教室まで突き抜けて目の前には餌を食べている♀イヌとそれを狙っている♂イヌがいた、股にたずさえた突起物は準備万端だ。だが檻が違うため前足を檻から出してバタつかしている。♀イヌは餌を食べ続けている。どうやら♂イヌは変態に育ったようだ。育ている人は♀イヌと一緒にしておくと♀イヌがもたないと思って別にしたのだろう。しかも♀イヌはあの♂イヌに興味がないらしい。
今回はつまらないですね。盛っている♂イヌと眼中無視している♀イヌ見たって僕のエベレストは神々しくなりません。今回ははすぐに抜いてもらいましょう。首も苦しくなってきましたし。
「すみません、テン。もう少し支えといてください。すぐに抜け出しますので。」
…………コクン。
「何にブツブツ言っているか知らんがお前は本当に学習能力がないな東山。話聞いてなかったのか?」
「いえ、ちゃんと先生の愛は僕に届いていまs」
キィィン
「はっうぅ∑(゜Д゜)△○□♢※
あ…ぁ……ああ((((;゜Д゜)))))))あ…ぁ……ああ…」
どうやら奏は話にならないと踏んで秋真のエベレストにGODimpactを食らわした。
秋真は言葉にならないことをほざき、ぶら下がった足は内股になって全身が震えている。
クラスの男子は全員、心の中で同じことを思って震えている。
こ、金剛玉潰し力女!!
「よ~し。このバカはほっといて明日やる予定だった能力の実技をやるぞ~全員、運動着に着替えて第三演習場に集合な。今日は模擬戦もやるから各自運動着のしたにスキルダウンシャツ、着とくように。以上」
と生徒達に報告して去ろうとして、出入り口付近で秋真に一つ、付けたしといた。
「あー、あと東山。いつまでそうやって支えられていられるか、知らんが抜けたら天井塞いでおくように。」
「あ…ああ…ぁ」
秋真はかち割られた山の痛みに堪え精一杯の返答をした。しかし奏には逆効果だった。
「教師にむかってなんだその態度は!ニ撃目いっとくか?」
「わ、わかり、ま、ました…」
「うん。素直でよろしい。皆、遅れないようにな」
奏が去ったあと男子全員はまたシンクロした。
ど、ドS!!…
「あの~す、すみませんがだ、誰か助けてください…エベレストはかち割られて感覚がなくなりつつありますがそ、そろそろ…く、首が…」
◆ ◆ ◆
「や、やっと抜けました…。てか、誰も助けないってどういうことですか?! 」
あれから数分経って誰もいない教室で秋真は自力で首吊り状態から抜け出した。そして秋真は数分前に自分を助けようとしていた親友とクラスの女子の『睦月イチャイチャパラダイス』を思い出してしまった。
* * * * * * * * * * * * * * * *
「よーしアキ。今その残念な顔抜いてやるから、願い事プラス1な」
「……ビシッ!!(親指を立てた)」
「……睦月くん、いいよ。あんな変態、助けなくても」
「そうだよ。あいつ…いつも自分がかっこいいっておもってるし」
「いや、でもオレ…、あいつの親友だしなんだかんだでほっとけないんだよ」二カッ
「キャーキャー!もう、睦月くんのその笑顔反則〜」
「歯、見せる笑顔マジでかっこいいもん!」
「ヤバイ、まじ、かっこいい!」
「ね〜早く行こ〜あの変態なら大丈夫だって」
「いや、でも…」
「ほらほら〜腕、引っ張っていっちゃうぞ♡」
「あー!ズルい〜私も~」
「あ!ちょ、ちょっまっ……」
……
……シ〜ン。
「…………」
* * * * * * * * * * * * * * * *
秋真は誰もいない教室で苦い顔を作った。
「はぁ~顏は普通のくせになぜ、あんなハーレム状態になるんですか……」
しかし、蓮があんなにモテている理由を知っている秋真はすぐに爽やかなナルシスト顏でほざきやがった。
「フッ。……大丈夫…。理由は分かってます。みんな、僕の美貌が眩しくて、つい睦月くんにいってしまっているだけでしょう。全く、みんな照れ屋さんですね〜」
………
………
………
それは違うと思うぞ、主殿。
……コクン、コクン
「僕と睦月くんでは何が違うと言うんですか?顏は断然、僕がイケメンですよ?女性の扱い方だって熟知してますよ。」
はぁ~主殿はそういうところがダメなんじゃよ。早く自覚することじゃの。
……コクン、コクン
「テンまでうなづきますか~。僕の可愛いテンだけは僕の味方だと思っていたんですがね~」
‼………か、かわいい……///
な⁈主殿!テンを陥れるとはどういうことじゃ!主殿のとなりにいて良いのはワシだけじゃぞ。う、浮気などゆるさんのじゃからな!
///
「大丈夫ですよ、何もテンだけ特別扱いしてませんよ。たまもだって僕にとっては特別な存在ですよ。それに他のみんなだってたまもと同じぐらい大切で特別ですよ」ニコッ
……主…あ、ありがとう……///
う~なんでワシが他の奴らと同格なのじゃ〜!主殿のアホ、バカ、変態、もう、嫌いじゃ〜!!……………
……
……
……
さ、最後のは、う、嘘じゃからな。気にするでないぞ。///ワシはいつも主殿のとなりにおるからな!フン!。ワシは先に戻っておる!///
「はぁ~たまもはツンデレデレですね~。テンも、もう戻っていいですよ。支えてくれてありがとうございました。少し休んでください。」
……コクン、主、……回復したら…で、でてきていい?
「いいですよ。周りに人の気配がなければ、好きな時に出てきてください。他のみんなにもそう伝えといてください。」
…うん!…わかった!……じゃあ、……バイバイ主。
「はいバイバイ。
………さてと、僕も着替えて行きますかね」
秋真は誰もいない教室で独り言を言った後、教室を出て行った。
ちなみに天井は頭一個分の穴が空いたままだった。
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