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起床〜訓練開始

朝起きるとそこはあこがれの自衛隊の宿舎であり自分が入隊したことを実感する森岡…今日から自衛官の1日が始まる

はじめに 今回の話の提供者の友人は元自衛官でした。高等学校卒業後幼き頃からの夢であった陸上自衛隊へ……今回は入隊から部隊…除隊をゆっくりと二人で書いていきます。*登場する人物はすべて架空です。場所もはっきりとは表示いたしませんのであしからず…第1章 あれ?ここどこだっけ? 200X年4月のある朝 AM0600 高いラッパの音で楽しい夢から目覚める半ば強引であった…「あれ?ここどこだっけ?学校いかんと…」と頭の中で考える、周りを見渡すと沢山の人間がせっせと着替えている、突如放送が流れた…「貴様ら!!なぁーにだらだらしている?とっくにラッパは鳴っただろ?直ちに屋上に集合せんか!」の放送で自分が自衛隊に入隊し教育訓練を受けていたことを思い出す、「おい!森岡!早く着替えて点呼にいこうや!」と同じ部屋の二段ベッドの上にねぐらを構えた同期である山内に言われる。こいつとは着隊初日に最初に出会った奴で除隊まで世話になることになった。慌てる自分…着替えが完了し点呼に向かう奴、まさかの爆睡もしくはシカトを決め込んでいる奴…実に様々な人間が居た。同じ部屋のまだ着替えが終わっていない奴同士で叩き起こし、服を着替えて点呼に向かった。今日は10人の内5番目に部屋から山内と共に出た、廊下や階段を登りながら服の前ボタンを止め最後に到着前に腰のベルトに差した帽子をかぶれば…あら不思議自衛官らしく見える?屋上に着いた頃には100人ほど居る同期の半分程が並んでおり、自分達も素早く自分の並ぶ線に入り、(^_^;))))))コソコソ…と服装の乱れを直す…最後の者が並び終えて点呼が始まる。点呼が終わり解散かと皆が腹に力を伝達していた、理由はそう…突然起床し慌てて着替えて猛ダッシュで屋上にあがったものだから腹部は大騒ぎである!すやすやと育成されていた晩御飯は今や攻撃開始を待っていた!当然素早く点呼を終え処理を行いたいのが本能である!がしかし…入隊して初の点呼…それも迷彩服に普段履くことがない半長靴*ブーツの事 を寝起き早々に装着したものであるから時間がかかる…本日は残念ながら12分費やし全員集合完了であり教官から罵声が飛ぶ…しかし我ら同期一同教官からのありがたい罵声よりも早く、早く、処理がしたくてたまらない!5分程の防衛の後に急ぎ目標をめざすが、すでに満員であり、更に5分格闘するはめになった…そして0630には朝飯に行くという使命がある…朝飯が終わり部屋に並んで帰る、そして0730からの間稽古までの間に清掃を行ったり雑談をしたりする。「朝からこんなに自衛官ってハードなのか…」と山内が愚痴る「朝ラッパってのが嫌だな!せめて優しく女に起こされたいよ」と隣のベッドに居る岡田が答え「起きるのは体だけか?息子もじゃね?」と自分が答え「ヤバい!ズボン履けねーじゃん」とその上のベッドの内田が入ってくる、こんな感じで時間は過ぎていく…AM0730間稽古が始まる、間稽古ってのは0800からの訓練開始前の予習や復習を行う時間だとされているが…もっぱら我が区隊では*区隊ってのは小隊みたいなもんでやんす 区隊長の自衛隊武勇伝を聞かされる事が多く、特に下ネタの話題になると若い自分達は大いに歓迎したものだった、0750頃に自分達の中の代表*自衛隊では区隊を取り締まるという意味で彼の役職の事を 取り締まりと言う。 取り締まりが指揮を委託され、朝礼位置まで引率する。引率と行っても学生がやるような移動ではなく、一糸乱れぬ隊列を組み、全ての動作を取り締まりの号令に合わせ、行進する。 さぁ取り締まりは大変だぁ、右に行かなければならない道を号令を間違える事により区隊が迷子になってしまうからである(笑)最悪朝礼に間に合わないような場合には教官がたっぷり指揮を取って下さる…もちろん後で補習となる。朝礼、国旗掲揚、訓練開始と1日が本当にはじまる。

朝の流れはこのような感じだそうです、次は1日を書きます。

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