報告書「ホテルの来歴と秘密部屋」
(前置き)
本日、トラックドライバーの補助作業員として、助手席に座って3県跨いだ。
私はトラブルに現在巻き込まれており、今年いっぱい無職状態。
そこで、友人の会社に頼んでお仕事を作ってもらった次第。
友人の同業者、社長Yさんの補助作業員として搭乗。
Yさんは、重い物を運ぶ仕事であったので、「脊椎狭窄」になってしまった。
左足を引きずって歩いている。
症状悪化を防ぐため、重い物を運ぶのが私の仕事。
本日は、過去大きな震災が起きた地域への配送であった。
片道4時間かかり、帰りまで入れれば、合計8時間。
その間に聞いた話を今回は記す。
(本題)
■会話形式■
Y「Aホテルを何度か利用したことあるよ」
「タイ人のニューハーフショーが面白くてね」
「次男が気に入られて、連絡先を交換していたよ」
汁「私が小学校高学年頃に、Aホテルは開業」
「当時は、フィリピン人ニューハーフショーでしたよ」
Y「それは知らなんだ」
汁「いつからか、カニの食べ放題始め、一気に人気になりました」
「直通のバスがあり、私のご近所のおばさん達多く行ってますよ」
Y「へえ、今のように、人気ではなかったんだね」
汁「子供時分に不思議な事が3回ありまして、1回目がAホテル」
「おばあちゃんが亡くなってしまい、法事等の際、親族が泊りにくくなった」
「そこで、オープンしたてのAホテルを頻繁に利用」
Y「高かったの」
汁「父の話では、安いし、キレイだと言ってた記憶」
「ですので、オープンしたてで、すでに安かった」
汁「小学校高学年の時に、宿の1部屋で家族全員、夜寝てました」
「ずっと寝れずに、時計の針を見ながら布団に中にいた」
「たぶん、夜中の11時半頃から、大宴会している音、声が天井から響き始めた」
Y「そんなバカな」
「怖い話か」
汁「いやいや、子供によくある不思議な話みたいなもん」
汁「ドア一枚隔てる程の音量で、30~40人ほどが楽しそうに騒いでました」
「ほとんど男性の声、数人おばさん、若い女性が居た、子供の声は聞こえなかった」
「あまりにうるさいので、寝れずにずっと騒音の震源である天井を見てた」
「すると、ぼんやり光っているのに気付いた」
「え、光ってるぞと、目でしっかり見ました」
「いつの間にかトイレの裸電球並みに光ってた、色も暖色で、トイレの照明そっくり」
「円形で、ぼわーとドーナッツ状に光ってた」
Y「いきなり強く光ったんか」
汁「いいえ、ぼんやり明るいのに気付いて、しっかりみたら、いつの間にかですよ」
「急に明るくなったとかではなく、あれ?明るい?さっきは暗めだったよな、そんな感じ」
「すごく不思議でじーっと見てました」
汁「それから、夜中の2時半になっても、ずっと大宴会と天井が眩しい」
「すごく楽しそうなので、不快ではなかったが、、、」
「ようやく、不思議をイライラがオーバーラップ」
「母を起こそうと手で揺すったら、起きました」
「母に状況を話すと、さっさと寝ろ」
「寝起きで怒っていたので、もうあきらめました」
Y「おふくろさんは見たんか」
汁「仰向けに寝てましたし、きっちり明るいから、見たと思いますよ」
Y「おばけは?」
汁「出ない出ない」
汁「仕方なく便所に行こうと起き上がり、光っている天井の真下に来ました」
「ずーっと、目で追ったまま、真下にね」
「すると、またいつの間にか、気づいたら青白く光っていた」
「おお?思わず声を上げた記憶です」
「真下から2分ほど、じーっと見てました」
「トイレに行き、廊下でジュースを買って飲み、戻ってきた」
Y「光ってた?」
汁「青白く円形に光ってました」
Y「ただの照明でないの?」
汁「本当に天井、何もないツルツル」
「もっというと、部屋と玄関との間に仕切りがありますよね」
「襖の上の鴨居を貫通して、丸く円形に光ってた」
「8割は部屋の中、2割は玄関側に円形です」
汁「そのまま、布団に入り、気づいたら朝になり、帰宅する事に」
「何度も天井を見て、兄貴、母、父に確認しても、嘘つき呼ばわりされただけ」
汁「そのあと、中学生くらいの時に、誰かに聞いた建物の来歴がある」
「地元の有力宗教団体、全国でもたぶん10本の指に入る大きな団体」
「その宗教団体の建物を、買い取って改修し、ホテルにしたのがAホテルらしいのです」
「本当かどうかわからないけど、子供の頃聞いた話ですから」
「関係あるんかなと、来歴気持ち悪いし、不思議だなぁとね」
Y「おお!」
「あるかも知れんわ」
「おかしな位置に、スイートルームが2部屋あるの知ってるか?」
汁「いいえ、あったかな?」
「当時、大きなホテル中を探検してますよ」
Y[ニューハーフショーの入り口に繋がる通路があるんだわ」
「その奥に、スイートルームがある」
「あまりに異常な位置にあるし、そこにも泊まった事あるんだわ」
「お前が子供で、夜の店には近づかんかったろ」
汁「ほんとだ、当時はニューハーフさんが怖かったし、大人な場所」
「行かなかったです」
Y「まるで隠し部屋のような位置にある」
「普通スイートルームは最上階だわな」
「それが、、、階にある」
「俺が聞いた噂は、オーナーの愛人用の部屋とか、そんな噂だ」
汁「あそこ、エレベーターが異常な設計でしょ」
Y「そうそう、ガラス張りで、内部構造が見えるようにしてある」
「斜めに動く、斜面に作るような変なエレベーターだ」
「歩いて降りた方が早い」
「酷く遅いエレベーターだ」
汁「当時、内部構造が見えるエレベーターは珍しく、たまげた記憶です」
「相当な予算が入ってますよね」
Y「宗教マネーか、あるかもな」
汁「ところで、天井光ってましたか」
「私は603?で見た記憶です、強烈な思い出ですから、記憶合っていると思う」
Y「いいや、何も起きんし、その部屋、階ではないよ」
汁「そうか残念」
Y「非常に快適、値段も安いしバイキングも良い」
「一度行って確認してこい」
汁「イヤ、絶対いやです」




