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6月15日 ミーシャと。

 男ミーシャも良く寝る。

 そして凄く可愛い、エロい。

 肌の色が濃い男性って苦手意識が有ったんだが、凄い、エロい。

 ちょっとキリッとしたキツい感じなんだけど、滅茶苦茶甘えてくるし、エロい。

 エロい。


「おはようございます」

「エロい」




 桜木様は、男の私をエロいって言う。

 良く分からないけど、男の私はエロいらしい。


 そして女性体の方は可愛いって。

 どっちも同じ事をしてるつもりなのに、不思議。


「不思議」

「ね。いつ結婚しようか」


「へ、あ、今」

「うん、指輪は?」


「どうぞ」

「わぉ、準備が良い」


「好きです、愛してます」

「うん、好き、愛してるよミーシャ」


 もう、急にとか、突然とか無いと思ってたけど。

 有った、ビックリした。




 男ミーシャが甘々になって、好きか愛してるしか言わなくなった。

 エロい。




 結婚の事を報告しに先ずはネイハムの家へ、そこで今後の方針が確定した。

 暫く男性体の私とはお別れ、排卵周期が遅いから乱さない為だって。

 桜木様は名残惜しそうにしてくれた。


 桜木様は17日から夜伽が出来無い。

 20日の排卵予定日に排卵誘発剤を使用して、出来るだけ多くの卵子を取り出し、体外受精用に保存する。


「怖く無いですか」

「大丈夫、出産より怖く無い」


「私は桜木様が居るから怖くはありません、そして天使も神様も居ます。信じてますから」

「もうお母さんに見える、凄いねミーシャ」


 お母さん。

 私が桜木様のお母さんだったら、お父さんだったら、桜木様はもっと楽に生きられたのに。


 でも違うから、私は私なりに、桜木様と桜木様のお子様を育てる。

 絶対に、皆良い子に育つ。




 省庁へ書類を書きに行き、一軒家へ戻るとミーシャに2つ名が付いた。

 メノトのミーシャ。

 主に女性体のミーシャをメノト、男性体をミーシャと呼び分けようと。


「構いませんが」

「良いのね」


 そしてお散歩にと夕暮れの沖縄へ。


 もう、土台が。


 そして例のお婆さんとお子さん、庭にプールを作れと、大きいのを。


「桜木様は聞き取れてるんですね、私には音量が小さいです」

「ミーシャにもか」


 そして今回はサイダー2本だと。

 遠軽で買ったサイダーを渡すと、裏の茂みに消えて行った。




 沖縄から帰って来た桜木さんが、沖縄の一軒家へプールをと。


「あの、既に工務店から提案は頂いてます」

「マジか、いや、良いけども」


 プールに囲まれたダウンフロアが休憩スペースに、一部はアクリル板でプールの中も見える、小さな橋も有る回遊出来る程のプール。


「カッコいいですね」

「コレで小さいと言われたら、もう、大きくして貰おう」


「ですね」


 日除けや水中ベンチも置き、工務店へ送信。

 直ぐに良く似たイメージ図が送られて来た、ほぼ同じモノを提案しようとしていたらしい。


「久し振りに怖いわ」

「工務店の方は爆笑してますけどね」


 テレビ電話でお任せでと伝え、お夕飯。




 ネギたっぷりの温かい汁の鴨蕎麦。

 それと野菜と海老の天ぷら、沢山の海老の頭の素揚げをカリカリ食った、美味かった。


《ハナ、本体と頭どっちが美味しかった?》

「胴体だが?」

「無心で頭を食べてましたよね」


「気を付け無いと歯茎に刺さるから真剣」

《なるほどね、可愛いねぇ》


「マティアスもニンジンは無心じゃん」

《前世がウサギだったのかも》


「そうですね。ショナの好物知らんかも」

「梨をお腹を壊す程度には好きです」


「出始めのシャリシャリ?」

「はい、実際に子供の頃に食べ過ぎました」

《良く嫌いにならなかったね?》


「味が丁度良いので」

「分かる」


「スイカはどうなんでしょう?」

「それは違う」

「ですね」


 今夜は白雨。

 そろそろアレクの事をどうにかしないと。

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