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つーかー
「きめつ、読んだよ。
17話くらいまでだけど最初から」
「中途半端やな」
「タカハシナオコが17話が神回だから、って言ってて、やっぱ、そこまでは最初から読んで理解したいじゃんか。
で、17話は俺には神回では、なかったんよ。ただ、その前らへんの話で主人公が敵から受けた妖力の攻撃のダメージを払うために剣技を繰り出し、それを払ったのが印象的だな…。」
「そこが?」
「いや、ほら、ストレスは、やっぱ、何かで発散しないと!みたいなことに通じることがあるだろ?」
「…まぁ、確かに。
で、なんで、そんな浮かない顔してんの?」
「い、いや、きめつ、本当に『子ども』に受けそうな話だろ?紛れもない悪の鬼がいてさ。……あれ、都会の子どもには受けないような…東京の子どもとかにはさ」
「考えすぎやよ。みんな、デスノートみたいな話が好きなわけじゃないんよ。子どもは、いつの時代も子どもなんだよ♪」
「そっか、そうだよな!そういや、腹へったわ。
なんか食べに行こうぜ!!」
「」