日記。
『
体を鍛える、理想の体形を目指す、
ということらは本当に際限のないことだと私は思っている。
これらのことは、
何事も、ほどほどに……
過ぎたるは及ばざるが如し、といったようなことに大なり小なり当てはまるが何においても体を、そこそこシェィプアップすることは、ある程度の域までは人間の心の在り方までもを良いかんじに整えてくれるというのが私の実体験と、これまでのキャリアから導き出された指針ではある。
ハリー・ポッターの新シリーズの映画の番宣で来日していた
ダンブルノアの若き日を演じる、ジュード・ロウのインタビューを、あの日、そのテレビ放映をたまたま見ていた。
たまたまだった。
彼が、大切にしている言葉を彼自身が英語で語り、日本語訳がテロップで出ていた。
【僕の父親からの教えなんだけど、
あるパーティーに出席する予定があり、そのパーティーに真に始めから参加したかったけれど、
仮に、どうしても遅れることになってしまった際、その時は、開き直って、その道中を楽しんでいけよ!!という話でね。
でも、もちろん、パーティーに遅れないのが一番良いのだけどね♪】
みたいなテロップだったと思う。
英語が堪能な誰かがジュードロウの、その言葉を訳して、そのインタビューを僕は見ていた。
走って走って走った・・・・私は走った。
先日、私の父親が、父のお得意先の社長さんが食べ盛りの時、食べたくても食べられなかったという話をしてくれ、私は、今まで、そういったことを味わうことは一度もなく、現在においても食べたいものは食べたいだけ食べれる身分であった。
食に贅の限りは尽くせないが空腹に悩まされることはないという具合だ。
私の体の成長期はとうに終わっており、最近まで己が目指していた境地や目標、夢に今、届いていないという明らかな事実があったとして、それを自身が正しく痛感しているとして、
私は今から極力なにかに追われることなく、自分の人生を謳歌しようと思うのだった。』