見知らぬ場所でした。
次話で新たなキャラクター、登場します。
「どこだここ!?なんだこれ!?」
目の前に広がるのは森。しかし俺の知る森とちょっと違う。訂正、全然違う。なぜなら…木が光っているのだ。落ちてくる葉っぱですら光っている。
「なんだこりゃ…光ってるよな?これじゃ、外が暗いのか明るいのかすらわかんねぇじゃん…それに、多分この森広いな。なんの手がかりもなしに行くのは危険すぎる…」
教会の中にわずかながら光があったのは、この木のおかげと言えよう。手の届く範囲の枝を折り、それを光源として一旦教会の中に戻ることにした。
「光の確保ができたのはいいとして…ここから抜けようにも、やみくもに歩いてただけじゃ迷って抜けられねぇ。とりあえず、この教会の中を探さないとな」
そう思い、なにか使えるものはないか片っ端から探していく。探し始めて10分くらいたった頃、1枚の紙を見つけた。
「紙…何か書いてる、けど読めねぇ…何だこの字、見たことするねぇ。」
必死で探して回った結果が読めない紙切れ1枚だったからか、それとも何もわからない所で長くいた反動か。少年は地面に寝転び、そのまま寝てしまった…
良ければ感想など頂ければと思います