テンプレのお知らせと言ったなあれは嘘だ。
「傷薬は大丈夫でしょうか?」
イケメンが木製の小さな箱を持って来た。
「大丈夫です。(すぐ治るし。)」軽く断った。
「承知いたしました。そうそう、自己紹介がまだでしたね。私は職業ギルド、バーゼス王国支部、総合職業課、準副支部長、ガイラス・フォルンです!」キラッ
(クソッ、イケメンめ!あれ、でも心が。…ハッ!?…だっだめだ!これ以上考えるのはやめよう。イケメンはこうゆうところで乙女の心を奪うってじっちゃん〔らしき人〕に聞いたことがある!危うく虜になりそうだったぜ!)
「?何か?」
「いえ。何も」
「そうですか。では、ギルドについて説明いたしますがよろしいでしょうか?」
(飛ばしたいけど記憶の中にあるラノベでは聞いたことないからな。聞いておくか。)「お願いします。」
「承知いたしました。当ギルドはたくさんの職業課があり、主に人気なのは、傭兵課、狩人課、行商課です。大体の方々は、ひとつの職業にしか登録されないのですが、副職として、二つまで可能です。別にどの課にも入らないことも出来ますが、それぞれの職業課に比べ、報酬が少し減ります。そして、ギルド登録者は正当なことが無い限り争いあったり、ギルドを間に挟まず取り引きするのもなしです。これらを破るとそれなりにきつい罰が下りますのでやめましょう。説明は以上です。質問はないでしょうか?」
「それぞれの説明はないんですか?あと総合職業課は何ですか?」
「はい、ますそれぞれの職業課の説明は、お手数かかりますが、そちらの受け付けへ聞くと説明されます。そして総合職業課とは、主にそれぞれの職業課の補助を行っております。ですが、総合職業課はギルドの職員でないと登録できませんのでどうしても入りたい場合はギルドの職員になっていただくしかありません。」
「分かりました。ありがとうございます。」
「いえいえ、わたくしは仕事を下までなので!では登録はすべて終わりました。ではよき人生を!」
「ありがとうございます。」そう言って、部屋を出た。
(ふう~登録も終わったし、宿でも探すかね~)
「ね~君精霊研究課に入らない?」
声の聞こえた方を見ると、綺麗なお姉さんがいた。とりあえず私は精霊の最上位種なので軽く断ることにした。まず課に入る理由が無い。金を稼ぐにももう億万長者だし、登録すれば簡単に検問スルー出来るから。だから断ろう。
「いえ。私はどの課にも入る気が無いので。」
「そ~お」お姉さんがこちらに近づいて来た。そして耳元で。
「同じ種族同士入った方が色々といい事があると思うけど。」
「どうゆうことだ。」懐に忍ばせたナイフとモンスターズユーズファクトの発動準備をして戦闘態勢に入る。と、お姉さんが離れて
「まあいいは。少し興味が出てきたらいつでも来てね。あっそうそう。宿ならギルドを右方向に進んで二つ目の角を曲がるとそこ宿があるからそこの方がいいよ~じゃあバイバイ~。」
お姉さんはギルドの奥の方へ歩いて行った。
「何なんだ」
嘘をついて無いようなので(モンスターズユーズファクトで調べた。)その宿へ向かった。
ガイラスの見た目
深い緑色のショートヘア
黄色い目 爽やか系イケメン
細マッチョ 色白 身長175くらい
お姉さんの見た目
濃い赤色のロングヘア 身長170くらい
赤紫色の目 色白 スタイル抜群