テンプレのお知らせ(前編)
テンプレ?ナニソレオイシイノ?
風が吹いた方向に進み廃墟(おそらく教会)を抜けるとそこには綺麗な風景と小さな森が見えた。
「なんか遠くまで見られないかな?」
なんて考えていると特殊能力の事を思い出して使ってみることにした。
「えっと、どうすればいいのかな?まあいいや、適当にやっちゃえ!『モンスターズユーズファクト 延射の目』!」
唱えると、急に視界が遠くまで、そして鮮明に見えた。すると、森を抜けると少ししたら整地された道があった。もう少し先を見ると少しだが高い壁のようなものがあったのでとりあえずそこへ行くことにした。
「ん~もうちょっと詠唱短くならないかな?そのままでもいいけど、唱えてる間にやられたら元も子もないな。例えば、『コード 延射の目解除』とか。おっ出来た!(*⌒▽⌒*)」
とりあえず出来たので進むことにした。普通ならモンスターズユーズファクトで、一気にあの壁の所まで行けたが、ただでさえ面白く無いのにもっと面白く無くなるのと、作者の能力には限界があるのでやめておいた。(´・ω・`)
歩いていくと森に入ったが、ファンタジー世界ではならでわの魔獣は出なかった。(´・ω・`)森を抜け、整地された道を歩いていくと前方にテンプレ(盗賊に襲われている馬車)ここで大体の主人公は助けるのだろうが私は無視して、気づかれないように通り抜けた。後ろから、爆発音が聞こえたが無視して、進んでいった。だってどうせ中にいる人は勇者ぐらいに強いとゆうイメージがあったから。
そして、特には何もなく、そのまま壁の所についた。余談だが今つけている仮面は通気性のよく、まるでつけてないような感じ。
壁に着くと、そこには大きな門があり、そこそこ人がいた。とりあえず並んで待っていると、門から続々と馬に乗った兵士達がてで来て、馬車のあった方へ走っていった。そして順番が次になったとき、ふと自分の能力を見られるとまずいと思ってモンスターズユーズファクトで隠蔽した。万能だね!
「次、お前だ!」兵士に呼ばれて検問された。
「何か証明するものはないか?」
「いえ、ありません。」
「そうか。なら、銅貨5枚だ。なければ犯罪歴を調べる。」とりあえずリュックの中でを探ると、ちょうど財布があったのでその中から銅貨5枚出した。
「ちょうどだな。ほれ、入国許可書だ。期限は二週間だ。ようこそ、バーゼス王国へ!」
門を抜けると、そこは活気のあふれた町並みが広がっていた。
「さて、これからどうしようかね?」とりあえず異世界ならでわの冒険者ギルドに行くことにした。だが、
「ギルドの場所分かんねー。」
(どうしよう!いやここで焦るんじゃあない。そこらの兵士に聞こう!)近くにいた兵士に聞くことにした。
「あ、あの冒険者ギルドの場所教えてもらえないでしょうか?」
「?職業ギルドの事かな?それならそこの角を右に曲がると人一倍大きい建物があるからそこへ行くといいよ。」
「ありがとうございます!」
礼を言ってその場所へ行くと様々な人種の人たちがいた。中へ入ってみるとそこはお祭り騒ぎだった。中を見渡すと登録受け付けと書かれた看板とその下に部屋があったのでそこへ入った。
「ようこそ!職業ギルドへ!登録でしょうか?」優男に話しかけられたおそらくこの人が受け付けだろう。
「はい。」
「承知いたしました。ではここに名前と種族と能力とあれば特殊能力をご記入くださいなお特殊能力と種族は書かなくてもよろしいです。ですが、書かれなかった場合カードを見せても聞かれることもありますので、ご了承ください。」
紙と羽ペンを渡された。私は、そこに種族と特殊能力は書かず、その他は書いて出した。
「お預かりいたします…………はい。書き漏れはないですね。ナフィ様。最後に本人登録なのですが、一応その仮面とフードを外してください。」
「?ローブ?あっこれか気づかなかった」どうやら仮面をつけたら自動的に着るようになるようで、仮面を外すとフード(ローブ?)が、吸い込まれるように収まった。まあいいやとりあえず男を見ると、顔を赤らめていた。
「………あ、ありがとうございます。お美しいですね。えー、こちらに血を一滴垂らしてください。」カードと小さな針を渡された。その針を小指に軽く刺して、血を一滴落とすとその血がカード全体に広がるように染みわたった。私は刺した小指を舐めながらカードを渡した。
「……はい。登録が完了しました。よろしければ傷薬をお渡ししますが?」
「大丈夫です。」私は仮面をつけた。
長すぎると体力が続かないので次回詳しい説明をします