インターミッション
GM:初めまして、今回この「セレファイス」のGMを勤めさせて頂く来栖 神戸です。ここではまず始めに、インターミッションとして、今回のリプレイの舞台となる特殊ステージ「セレファイス」の詳しい説明をさせていただきます。
GM:このステージ「セレファイス」は、作品紹介にて述べたように「デモンズシティ内外が特殊な条件下に置かれ、「魔街」の内部がエンドラインと同じような状況になってしまったら」というGMのアイディアを元にして制作されています。UGNとFHがしのぎを削る世界に突如として現れた「FHの統治するオーヴァードの楽園」。
外部との接触を一切断たれ、特殊な支配体系を築くに至ったオーヴァード達の理想郷。PL達には、その楽園にて苦しめられている人々の救済と、そんな楽園の謎の解明に挑んでもらいます。
GM:ルール的な側面を言えば、「セレファイス」は、ステージ集「ディスカラードレルム」に収録されているステージ「デモンズシティ」と「エンドライン」を掛け合わせたものとなっております。
具体的に言えば、PLは双方のステージ限定の経験表、Dロイス、アイテムを使用してキャラクターを作成することが出来る。と言ったところ。
GM:ステージ設定的な側面は、ぼちぼちシナリオ内で明かしてゆく・・・・・・ということにしていきますが、いくつか、キャラメイク、Dロイスなどのフレーバー面に抵触するものがあるのでここで公表しておきます。
GM:まずは、GPOの立ち位置が変化すること。
ステージ「デモンズシティ」において統治側の戦力とされているGPO。ですが、この「セレファイス」において統治者はFHとなっております。そのため、この「セレファイス」のGPOはそんな統治者FHの先兵であり、所属する者はもれなくFHに所属しているエージェントとなります。
そのため、GPOに所属するPCはGPO自体のものと併せて、FH限定のDロイス、アイテム、経験表などを用いてキャラメイクを行うことが可能となります。
GM:そして、この「魔街」の内部にはUGNが存在していないこと。
外部との接触を完全に断たれた、この「魔街」の内部には、どういう訳か歪な統治を行うFHに対抗しうる存在であるUGNが存在しておりません。代わりにこの「セレファイス」では、魔街のスラム街などに住む、統治側の体制に反抗している人々がその役割を担っています。
そのため、経験表や「エンドライン」専用Dロイスである「希望の星」のテキストにあるUGNの文言は、すべて「スラム街のレジスタンス」に置き換わります。
GM:と、セッション開始時点で公開出来る情報はこんな所でしょうか。
GM:では早速、PC紹介を挟んで本編を進めていきたいと思います。複合ステージの試験的運用となりますので拙い所が数多いとは思いますが、どうか最後までお楽しみください。