第1話「新しい出会い」
寒冷化した地球で起きた戦乱に巻き込まれる少年
・・・2042年2月3日…日本九州・・・
俺の名前は神谷徹18歳、高校を卒業して日本軍九州支部に
入隊することになった。2015年に日本は自衛隊を解散、そして
日本特別部隊を結成した。日本国民の人命の保守が任務だ。
2038年、中国は国土の半分が凍結し国民は半分まで減少した。
2042年2月3日宇宙はアメリカ、ロシア、日本、中国のコロニーで
うめつくされていた。
国連は壊滅。第三次世界大戦がはじまった。
今の主力は戦車や戦闘機ではない人型ロボットが支流となった。
その理由は宇宙での戦闘が増えたのと生身の体では外の大気温度に
耐えれなくなったからでもある。大気圏内活動用のナノスーツはあるが
時間に制限がある。
俺はそのロボで戦う部隊に配属された。
昔ならアニメか、SF映画の世界の話だがこれは現実なのだ。
人手が足りないから訓練などはほとんどない実際
いま俺はコックピットにいる。このロボはムラサメと呼ばれている。
オペレーター「エマージェンシーコール、長崎へ中国軍とみられる少数部隊が
急速接近中。至急迎撃せよ。」
出撃するらしい。俺達はマシュールというジェット輸送機で戦場へと運ばれる。
オペレーター「マシュール5番機カタパルトへ移動完了。進路クリア、発進どうぞ。」
パイロット「了解、離陸する。」
マシュールは発射から2分で音速に到達する。といっても戦場はここから近いそろそろ輸送機から
放りだされるだろう。
両側と床が開かれる。いま機体を吊っているのは日本のアームのみだあとはこれが外され下に落ちるのみ。
パイロット「全機降下!!」
アームのロックボルトが外された。降下する時少し無重力状態になる。
地上から約20メーターでブースとを噴射、落下速度を落とし着陸した。この町はもともとは人がいた。
今は地下に暮らしているか宇宙に移民いたりしたかえらだ。今は廃墟と化している。
いきなりロックオンアラームが鳴った。
3番機に敵の弾が当たった。それもコックピットに直撃だった。
3番機は完全に沈黙した。
1番機「全機散開。」
徹 「敵の数は?」
4番機「全部で12だ。」
徹 「やばいな。でもやるしかない。」
俺は飛び出し。ライフルを相手に向け引き金を引いた。
相手は戦闘機とメルバ型が6機づつ、囲まれれば終わりだ。まず戦闘機を1機落とた。
さすがにメルバ型は堅い。装甲が少しへっこんだだけだった。
俺の機体にはあの装甲を貫ける武器は左腕に付けられたナイフとライフル用の特殊徹甲弾しかない。
これは数がなく32発しかない。ショルダーミサイルは16発。この状況だと絶体絶命という言葉が
正しい。
また誰かがやられたらしい。どうやら1番機がやられた。これで指揮するものがいなくなった。
残るは俺と4番機のみだ。
徹 「4番機俺の指揮下に入れ。」
4番機「了解」
4番機は索敵に特化した機体であるため武装が少ない。
敵はまだメルバ型が4機も残っていた。
俺はライフルのマガジンを徹甲弾に変え敵へ打ち込んだ。
腕にあたっただけで致命傷にはならなかった。もう弾がない。
4番機「最悪だな。弾はもうない、残りの武器は2番機のミサイルポットのみ。」
徹 「ああ、これが最後の望みだ4番機で有線で誘導してくれ。」
4番機 「任せとけ、これが仕事だからな。」
敵に狙いをつけミサイルを全弾発射した。この量ならさすがに倒せるだろう。俺たちは
そう思った。しかし甘かった。着弾前に半数が空中で撃たれて爆発し、命中したのも装甲のせいで
撃破まではいかなかった。俺たちは最後の手に出た右腕に付けたナイフで敵に攻撃することだ。
俺と4番機は敵へ体当たりした。しかし4番機は敵と刺し違えて撃破された。
俺は敵を1機落としたが突撃途中に足をやられたらしい。立ち上がることができなかった。残った
1機が俺に狙いをつけている。これで終わったんだ。俺はそう確信した。そのときビームが敵を
貫いた。しかし友軍でビームを使える機体は少ない。理由はエネルギーの消費が激しいからだ。
ならばあれは友軍ではない。その部隊は俺の周りに集まってきた。リーダー機と思われる機体から
降りてきたのは俺と同じ年ぐらいの女の子だった。
???「ハッチを開けて投降しなさい。」
俺は従うしかなかった。ハッチを開け外へ出た。
???「私たちの組織にこない?」
徹 「デートのおさそいかい?ならまず銃を下してくれないか?」
???「好みのタイプだからしてあげてもいいわよ♪」
徹 「なら答えはYESだ。どうせ帰るところはないからな。」
???「いい答えね、ようこそメビウスへ。私はメビウスのリーダー中村 愛梨よ。」
徹 「神谷徹だよろしく。」
愛梨 「きみで6人目のメンバーね」
徹 「1つ質問していいか?」
愛梨 「どうぞ。」
徹 「ビーム装備あれはどうしたんだ?」
愛梨「作ったにきまってるじゃない。」
徹 「きみがか?」
愛梨 「そうよメビウスのベースについたら答えがわかるは。」
俺は愛梨の機体に乗りメビウスのベースへ向かった。
部隊が全滅し不思議な女の子が指揮するメビウス。この先俺になにが起こるのか
何もわからなかった。
部隊の壊滅した徹はメビウスに入ることになった。
この先どのようなことになるのだろうか。
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