第1章、第1話。始まり。
初めての執筆でした。悪い点だらけですが読んでいただけたら光栄です。内容は学園物の話になっています。
ぜひ、コメントをお願いします。
「起きろ!ショウ!」先生に怒鳴られ、しぶしぶ頭を上げる。「アイツまた寝てたのかよ。自覚ないな、ハハハ」クラスからはそんな声が聞こえてくる。俺は大和翔。七崎中学校という、学校にかよっている3年生だ。今は高校受験を控えている。しかしながら、俺はいつも授業中に居眠りしている。なぜかというと……今は話さなくてもいいな。近い内にわかることだから…。俺はとある使命を帯びている。この世界の秩序を守るため、そして…
「ショウ!また寝てたの!?ダメじゃない!」うるさい声が休み時間の到来を俺に知らせる。「まったく…何のために勉強してるんだか…」と、言いながら俺の頭を叩く。
彼女の名前は栗山鈴、俺の幼なじみだ。彼女もまた、俺と同じく使命を帯びている。「すず、俺は忙しいんだ。」と、言いながら給食当番であることを思い出し、クラスの黒板の横にある当番用のエプロンに手を伸ばす。うちの中学校は給食制を採用している。…当番がダルいが。「…すず、お前も当番だろ。忘れんなよ。」と、いうと鈴は「アンタじゃないんだから忘れないもん!」と、言いながら慌てて自分のエプロンを手に取る。まったく…落ち着きがない。そう思ってエプロンをつけようと思ったそのとき、とてつもない違和感が俺たちを包み込んだ。そのときの感覚は今でも忘れない。あの空気の流れの変化を。あの自分だけ過去に取り残されたような感覚を。
気づくと周りは静かで俺と鈴だけが動いていた。俺はこの空気を知っていた。「魔法次元か…。」
魔法次元、それは時を止める力。俺たちが持つ絶対的な能力。俺はそう呟くと、時の止まった教室を出た。
戦いのゴングが今、俺の頭に鳴り響いた。
ありがとうございました。ダメダメだったと思います。これからもどんどん練習していきますのでこんな俺でも、応援していただけるとうれしいです。