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プロローグ
閲覧いただき誠にありがとうございます。
拙い文章ではありますが、楽しんでいただければ幸いです。
こちらの作品は私が小学4年生の時に作成したものに手を加えたものです。
少し重たい内容かもしれませんが、最後まで応援していただけますと当時の私が救われます。
*誤字脱字があるかもしれません。
*暴力的な表現等が含まれています。
*トラウマ等を刺激してしまう可能性があります。
取り繕うことが当たり前だった。
誰にも決して素を見せない。
そうしないといけなかった。
そうしないと生きていけなかった。
決して驕らず、自己主張せず、従順に、利他的であることが私に許された権利だった。
幼かった頃の私は未熟だった。
でも、
歳をとるごとに悟った。
私の人生の主役は私ではないということを。
本当はずっと気づいていた。
気づかないふりをしていた。
だから抗ったんだ。
でも、
無駄な抵抗だった。
それから私はずっと心を殺して生きてきた。
そうすると楽だった。
いつしか本当の自分が分からなくなった。
でも、
それでよかった。
むしろよかった。
私のような人間に、
脇役に、
引き立て役に、
闇に、
自我はいらない。
私はただ彼女を、
主役を、
ヒロインを、
光を引き立てられればいいんだ。
それが私の存在意義なんだ。
そうなんだ。
きっと。




