表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化】ぶたぶたこぶたの令嬢物語~幽閉生活目指しますので、断罪してください殿下!【長編連載版】  作者: 杜間とまと


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

78/99

悪い女、だって悪役令嬢だもの!

「私が、王妃様の……?」

 ええ。二人とも、一緒に修道院に行ってくれないのね……。仕方ないわよね。王妃付きの侍女という夢があるなら。

「はい。私も……目指します。許されるなら」

 許される? 父親が反対するかなぁ? 上昇志向強そうだし。でも、義母と義妹とひと悶着あるのかな? 大変だなぁ。毒義家族。

 うちは、かわいい義弟のイーグルたんしかいないし。なーんも問題な……まてよ? イーグルたんからすれば私は毒義姉? 

 ヒロインから見れば、義姉離れできないのは義姉が精神的に支配しているからとかなんか言われちゃう? 

 う、うう。そう見られないようにするにはどうすればいいんだろう? イーグルたんより大切な人がいますわってアピールすればいい? 

 うーん。ま、今はまだいっか。ヒロイン登場してから考えようっと。


 三人で教室に入ると、やっぱり前方の席は満員御礼なのよねぇ。

 まぁ最近は割と静かに授業を受けるようになっているから先生の声が聞こえないことは少なくなったけれど。

 ちらちらとアンナの姿を興味深く見ている人たちがいるかと思えば、明らかに敵意を向けてる人もいる。初日にアンナと一緒に問題を起こしてくれた侯爵令嬢やジョージの浮気相手の令嬢とか。

 よくも抜け駆けしたわねと言わんばかりの目だ。

 怖い怖い。

「ああ、フローレン様、彼女も助けることにしたのですね」

 リドルフトが、席に座ると後ろから話かけてきた。

「え? 助ける?」

「ええ。家庭の事情で家族にひどい扱いを受けているという噂は聞こえてきていましたからね」

 そうなの? 

「フローレン様は助けずにはいられなかったんですね。お優しい方だから……」

 いやいや、違う違う。

 悪役令嬢だから、優しくないよっ。

「アンナは、実験体よ。皆も覚えておいて、この醜い髪や肌が美しくなるかどうか実験に利用しておりますの」

 いいように利用しているのよ

 逆らえないのをいいことに、実験に使うなんて! なんてひどい女なのでしょう! 

「商品開発のための実験よ? 利益のために利用しているのよ? 分かったわね?」

 念押ししておく。

「かわいいなぁ。俺のフローレン。本当はアンナを助けたいだけなのに」

 おい、殿下、何か笑ってないか? 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ