昼食
「はははっ、殿下の好物が準備されてる、俺もステーキも好きだがハンバーグも好きなんだよな。さぁ、早く食べようぜ!」
まさか、すでに料理がテーブルに並んでいるとは思わなかった。
リドルフトが運んでくれたバスケットに視線を向ける。
食事をしてお腹がいっぱいになった後では、美味しさが半減しちゃうわ。いや、美味しさは変わらないけど、やっぱり空腹に食べてこそ何倍も美味しく感じると言うもの。
「なぁ、その中身はなんだ? わざわざここに運んだということは、食べ物か?」
ナイスアシスト! 殿下がちょっとそわそわした様子でバスケットのことを訪ねてきた。
「ええ、実はそうですの。ハンバーグに続いて、我が公爵家で開発中の食事ですの。お口に合うかどうか試食をお願いしようと思って持ってまいりましたの」
殿下の目がきらりと輝く。
「リドルフト様、レッド様、ご試食をお願いしてもよろしくて?」
二人に微笑みかけながら、バスケットからサンドイッチを取り出す。
「こうして、手に持って気軽に食べられる食事ですの。移動中の携帯食としても使えると思いますし、立食パーティーなどでつまみやすいと思いますわ」
貴族が手で食事をとるなんて! と思われないように、まずは率先してサンドイッチを一つ手に取り口に運ぶ。
だいたい普段から固いパンを手でちぎって食べてるから、今更とも思うけども。
「なんだ、今日のはハンバーガーとは違うのか? 三角のパン? しかも白いぞ?」
殿下が手を伸ばしたところで、パチンとその手を軽く叩く。
「殿下、毒味役もいないのに口に運ぶものではありませんわ。もし万が一があった場合、私が疑われてしまいます」
殿下がうっと口を横一文字に結んだ。
へっへ。ざまぁ。ざまぁ。そこで指をくわえて見ていなさい。
「はっはっは、俺が毒味すればいいだろ。いただきまーす」
レッドがそう言って、サンドイッチに手を伸ばした。
レッド、お前裏切ったな! いや、私の味方じゃないけど。
「うわっ、なんじゃこりゃっ!」
サンドイッチをつかむと、指がパンにめり込む。
ああ、つぶしたな。
「これ、パン……だよな? 柔らか。まるで羽毛枕じゃないかっ!」
羽毛枕のように柔らかいパン、うん、いい表現です。宣伝に使わせてもらいましょう。
「これか、殿下が言ってた柔らかいパンってやつか? これは確かに、ハンバーグを挟んでもパンが噛み切れなくて食べられないなんてことはないな」
なぬ? 殿下はハンバーガーのことを周りの人間に言いふらしてたのか。
「確かに、これは……想像以上の柔らかさだ」
リドルフトもサンドイッチを手に取る。
驚いてる、驚いてる。しめしめ。
「うまっ! 柔らかいパンの間のコレ、なんだ。サクッとして肉、柔らかい、味付けもうんま」
そうでしょう、そうでしょう。
「もう一つもらうぞ」
レッドがあっという間に一つ食べて、二つ目を口に運ぶ。
「お、おい、もう毒味は十分だろう?」
と、殿下がサンドイッチに伸ばした手をぱちんと叩く。
ご覧いただきありがとうございます。
これから先もちょこちょこ何か持っていきますが……
お弁当と言えば腐る可能性!!!もあります。
作品内では、日本ほど湿度が高くなく、気温も高くなく……保冷剤とかもありませんが環境じたい日本よりも腐りにくいです。
……そうそう、お弁当と言えば最近「レアステーキ」を弁当に詰めてる写真をSNSで見ちゃって震えました。肉はしっかり焼こう!!!!
まぁとにかく、これから物が腐りやすい時期になりますし。
お弁当を作るときの優先順位……大切なのは……をツイッターで見たんですが
一番大切なのは「腐らない」安心安全だそうです。
二番目に大切なのは「食べられる物」だそうで。栄養バランスを弁当でとろうとしない。他に食べる物がないのだからまずはお腹が膨れるもの。つまりは、好きな物をたっぷりつめればいいそうです。
茶色の肉しか入ってない弁当最高だそうです!
ふりかけ御飯と卵焼きだけでも問題ないそうです!
腐りやすい物としてあげられていたのが、意外にも「ぷちとまと」あれはやばいそうです。
……えー、私、彩と野菜摂取の要だと思って入れてたのに、びっくりです。
味はまぁ二の次さんの次。
いろどりなんて考えんでもええ
栄養バランスは、弁当じゃない食事でやりなはれ
って、言うことらしいです。
話が脱線しました。物語の中で「腐るやろ!」は環境が違うので大丈夫という話です……(*´ω`*)……ご都合ご都合。




