1.プロローグ
ある暑い夏の日 通学路に少年の影が1つ。
「今日は、日差しが暑いな~」
山田玲次 13歳 垣坂中学校に通うごく平凡な中学生だ
今日この日玲次はとても暇を持て余していた
夏休みの最初に宿題を終わらせてしまい、遊ぶ友達もいない
完全にボッチである 自分で言ってて悲しくなる
「とっとと家に帰ってゲームでもやろう、外に出るんじゃなかった」
そんなことを思いながら家に向けて歩き始めたとき、突然後ろにいた男の人が
声をかけてきた。
「君! 危ない?!」
とても普通とは思えない形相で言われたので驚いてしまった
危ない? 何が?と思いつつ周りを見回してみると・・・
「あっ・・・」
赤信号、こちらに高速で向かってくる大型トラック、そんなとても信じられないような
ことが起こっている現状を理解したとたん世界が遅くなるのを感じた
おそらく走馬灯とか言うやつだろう なんで僕なんだろう
まだやり残したことがいっぱいあるのに・・・・・
そんなことを思いながら 僕の人生はあまりにも無残に儚く
あっさりと幕を降ろした
バンッ ドッーーン
赤信号を渡っていた玲次の体は高速で向かってくる大型トラックに
耐えられる訳もなく あっさりとその体は宙を舞った
作者はとても亀更新ですので長くなるのわご理解ください
高評価をくれると作者のモチベが上がります!