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見えたり聴こえたり

作者: 萌黄

親、姉、友人知人の誰にも何も言わず生きてきたが、実は幼い頃から色々見えてた。

産まれる前から傍に居てくれてる大猪、半透明のお姉さん、田植えの時期に田んぼで神楽みたいに踊る狸顔の男性とイタチ顔の女性、毎年憂い顔のソメイヨシノ、溌剌美人の八重桜やツツジ、晴天を泳ぐ龍、稲荷社の中でずっと眠ってる白いロングヘアの男の子。ちなみに彼が起きると地震等の災害が必ず起きるからずっと眠ってて頂きたい。

てな感じで見えたりしているが、見えない時もたまにある。体調が悪いと関わりたくないのばかり見えたり、全く見えない場合もある。

あと、何故か身体の中に僧兵みたいな牛頭大王さんが居て、私を監視しているようだ。

理由は知らない。会話は出来ないから。多分前世とやらでなんぞやらかしたのかもしれない。

そう、私は見えて聴こえるだけで、彼等と会話は出来ない。だからコックリさんもしなかったし、廃墟に肝試しとかも行くわけないし行かなかった。

「怖いから」を理由に断ってたけど、どこの世界に全く知らないオジサンと顔が「あと数ミリでくっつく」ような状況になりたいだろうか。

他の人は知らんが私は絶対嫌!

オジサンでなくても仮にイケメンでも断固拒否する!

私はオバケが苦手です。

見えてるの気付かれると面倒だから。

よく、塩を持ち歩くって言う人がいるそうだけど単なる普通の塩に祓う力は無いから無駄だと思う。気休め程度くらいに思ってないと困ると思う(何か見た)

とにかく私はオバケが苦手だから徹底的に関わらないように気を付けてる。

ちなみに私は亡き祖父の縁での巡り合わせ(計画的犯行?)で知り合ったお坊さんに頂いた御守りのみです。

話がそれましたが、見えて聴こえる事は知り合ったお坊さん以外には秘密にしています。

学生の頃「自称・霊能者」さんや「自称・霊感強い」さんが同級生に居たけど、ほぼ全員パチもんだった(笑)

でも中には強くはないけど何か感じ取る人も居たな~。懐かしい。

あ、私は霊感強くないし霊能者などでもない一般人です。

生まれつきの体質みたいなものですから。

今は趣味の御朱印集めにハマってます。

やっぱ京都は色々楽しくて面白い。

伏見稲荷様は「強欲ばりばっかやん…つまらん」てウンザリしてらしたから、お詣りした時に「家族が生きるのに困らない程度だけお願いします」と祈ったら変な顔された(笑)

猪繋がりで護王神社(狛犬ならぬ狛猪の神社さん)は何度もお詣りしてるけど、おみくじは毎回大吉を頂いてます。ありがたや。

貴船や鞍馬もお詣りしたけど、一番大変だったのは四国の石鎚山大権現様。

山頂にいらっしゃるからフラフラになりながらどうにかこうにかお詣りさせて頂いたけど、山で真言密教系だからか、天狗様がたくさん色々いらしたり白装束の山に登ってる人がたくさん見えたり、信じる気持ちって大事なんだな~とカリカリ梅食べながら感慨無量でした。

次は山陰の出雲大社様にチャレンジする予定です。

どんな人が居られるのか楽しみです。

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