世界からいきなり現金が無くなったら
キャッシュレスが進んでいるから、今は、現金なんて無くても困らないぞ!とタイトルに突っ込みを入れる読者も、きっといらっしゃる事でしょう。
今回私の言っている事は、口座残高を含めた、あらゆる現金資産と、かつ融資枠が無くなったら世界はどうなるか、という話です。
そんな事は現実には有り得ない、阿呆な話するなよと、思う方もきっといらっしゃる事でしょう。
でも、考えてみると不安じゃありませんか?
実際に、現金が世の中からいきなり無くなったら。
もし、ローンが組めなくなったら?
皆さんこんにちは、ふりがなです。
今回は
『世界からいきなり現金が無くなったら』
と、どう見ても真面目ではないタイトルで、お金の話をお送りしたいと思います。
ふざけるな!とブラウザバックをしようとしたそこのあなた、どうもまだピンと来てないようね。チッチッチ
この話、実例があるから書いています。
実例があると言われて、いったい何のことだか解りましたか?
それも、デフォルトで預金封鎖をした、一国規模の話ではありません。
世界規模での現金の消滅です。
そんな事があり得るのでしょうか。
はい、ここで、何を……と、思う方と、ピンと来た方とが、別れたのではないでしょうか?
そう、世界恐慌とは、まさに、いきなり現金が世の中から無くなった出来事だったのです。
ですので、タイトルは正確には
『世界からいきなり(半分以上の)現金が無くなったら』
となります。
同タイトルこと世界恐慌の問題点は、現金資産と融資枠がいきなり無くなったのに、負債とランニングコストは残る事でした。
現金がいきなり無くなったせいで、世界中が「キャッシュが足りねえ!だって負債とランニングコストは残ってるし!」と国を越えてまで、不当廉売競争を始めることになりました。
タイトル風に言えば
『世の中からキャッシュがいきなり無くなったから、損してでも現物を売ってキャッシュを手に入れる!』
でしょうか。
割と矛盾しているタイトルですが、本当にこれが起こったのです。
不当廉売競争で各国は強烈なデフレとなりました。
よく、史上最高レベルの関税だとか、ブロック経済だとか、言われますが、関税がどんなに上がろうが、輸出入量がどんなに減ろうが、不当廉売競争のせいで最悪と言われる各国がマイナス成長の4年間、物価の下落も続きました。
3年間で世界の輸入総額は70%落ち込みましたが、供給量が減っているのに、まだ物価の下落が続いたのです。
説明が面倒ですが、簡単に言えば、供給が絞られて物価は上昇するはずなのに逆に下落してるから、もう訳が解らないくらいとんでもないよという事です。
他国からの不当廉売に対して関税を上げるのは、現代で言えば反ダンピング関税です、よって一般的なイメージとは裏腹に、高関税政策は、恐慌下ではプラスの経済効果だったと今では言われます。
「これ以上うちの国に不当廉売の安物を入れないで!そんなことを続けたらみんな死んじゃう!だから関税で止めるの!」
平たく言ってもこういう話なので、当然と言えば当然ですよね。
世界恐慌の原因は、暗黒の木曜日から始まった一連の株価暴落と、最後の貸し手不在の当時の未熟な金融システム、そして、女子高生の噂話で取り付け騒ぎが起こった豊川信用金庫事件のような情報の錯綜でした。
えっ株価暴落でアメリカの銀行やばいの?なら早く口座解約しないと!
と、マジでヤバいアメリカの一部の銀行の噂が、他の銀行に飛び火し、取り付け騒ぎが起こり、世界大戦の復興で世界中に資金を出していたアメリカの投資が銀行を経由して、世界中の金融システムはマジでヤバく混乱しました。
※私の語彙がマジでヤバい
世界経済ドミノ倒し!
あったんだ!ドミノ理論は本当にあったんだ!※いや、ないぞ
因みに、世界中の銀行が連鎖的に全部ぶっ潰れると、ほとんどタイトル通りの世界になります。
そして世界恐慌では、世界中の銀行が全部とは言いませんが、連鎖するように資金難になり、たくさんぶっ潰れたのです。
それが世界規模の信用収縮です。
そう、保護貿易のせいだーなんだーとよく言われますが、それはウチガ不況ナノハ他国ノセイダーという自国民向けの不況の政治利用と、それによって起こった国家間対立という政治限定の話で、世界恐慌の影響が本当にパなくなった原因は、各国のドデカイ銀行が、資金難で市場から資本を引き上げた上に、挙げ句倒産したからだったのです。ナ、ナンダッテー!!!
え?知ってた?銀行が機能不全に陥って、ぶっ潰れまくったせいで、パなくなったとは何処にも書いてないからみんな知らないハズ、本当ですよ。
どこも当たり前過ぎて書いてない?そんなことはありません。
各国の銀行が超パなくなったのが世界恐慌。
ほら、株価暴落やら、保護貿易やら、企業の倒産がメインに言われて、隠れているでしょう?
だってね、
株価が暴落しても、企業は倒産しまくらないです。
保護貿易をしても、世界の輸入総額はたいして変わらないです。
一部の企業がいきなり倒産しても、世界恐慌なんても物には到底にはなりません。
ほらね?奥さま方、関税が上がっても、どこかの大企業が潰れても、株価が暴落しても、いやねーもうと井戸端会議程度で済みます。
けれども、奥さまの口座のある銀行が、取り付け騒ぎを起こしたり、倒産したら、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛って、なるでしょう?
※旦那さんの会社が潰れたらこうなるけどねぇ
え、なりません?
何の影響力が本当に大きいかは、自己の経験から導き出すものですよ、これホント。
あ、今の時代、取り付け騒ぎの経験は無い人が多いかもしれませんね。
世界中の銀行が機能不全に陥ったら、企業は倒産しまくります。
世界中の銀行がぶっ潰れたら、貿易なんてしてる場合じゃなくなります。
世界中の銀行がぶっ潰れたら、当然株価だって暴落するのです。
さて、当然ながら、不当廉売競争で勝っても、各国の企業はランニングコストや負債を払うためのキャッシュを得ることが出来ません。
ついでに言えば、お世話になっている銀行が潰れていくし、貸し剝がしだって加速していきます。
タイトル風に言えば
『売れば売るほど損をする。しかし、キャッシュはすぐに必要だ。よってお前の給料は払えない』
ですね。
これで、世界中の各国の失業率がとんでもない事になりました。
この金融システムの一連の連鎖的な混乱と、それに伴って起きた企業の倒産や、とんでも失業率を指して、一般的に世界恐慌と呼びます。ヒャー
なので、もし、誰かに世界恐慌とは何か?と言われた時には、キメポーズをとってから、もったいぶり、ニヤリと笑って
「現金の大半が世の中からいきなり無くなった事で起きた、一連の不況の事さ」
と言ってみましょう。
※一般的には通じないだろうから責任は負わない、マジで
個人的に、一番解りやすくした世界恐慌一発ネタです。
金融危機では、信用収縮で世界からお金が消えて無くなったと報道されるので、再認識してみれば当然かもしれません。
キャッシュが無いならキャッシュを刷れば良いじゃない?
→裏付けもなく刷ったキャッシュと貿易なんかしたくない!
これが金本位制を巡る熱い男の戦いブロック経済です。
今はそういう説明とかするのかな?




