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弱さと焦り

 平和なダーリオ・リパブリック村がルーターに襲われた。負傷した自警団のウォルターさんを連れて駐屯基地に帰る途中、あたしの前に立ちはだかる巨体のルーター・ヴァルロス。果敢に立ち向かい、あと一歩のところまで追い詰めるも、敵の卑怯な策にハマり、追い詰められたあたしたち。危機一髪のとこに現れたのは、あたしの王子様、ハンターのアルヴィス・ディムナ様。アルヴィス様は、瞬く間に敵を数体倒すと、あたしに向かって微笑んだ。「怪我は無いかい? 愛しのイルマ。ここは僕に任せて、君はウォルターさんと一緒に、早く安全な場所へ。大丈夫。あんなブサイク地底人、僕の剣であっという間に細切れさ。だからイルマ。この戦いが終わったら、僕とデートしよう」なんて。いやーん。どうしよう。イルマ、困っちゃう(状況説明に多少の脚色があります)。

 ……なんて、アホなこと言ってる場合じゃないんだよな。

 睨み合うアルヴィスさんとヴァルロス。アルヴィスさんの剣の腕前は相当なものだと思うけど、あのヴァルロスも、なかなかの強敵と見た。どうしよう? 応援を呼んだ方がいいだろうか? でも、ボットちゃんたちも、今頃、村の西地区で交戦中だろう。あたしが助太刀しても、かえって足手まといになっちゃうだろうし。ここは、アルヴィスさんに任せるしかない。

 が、その時である。

《……ベルド……時間ダ……退くゾ》

 ノイズの混じった通信音声が聞こえた。あたしの通信機ではない。あの、ヴァルロスの方から聞こえてきた。

 ヴァルロスはこめかみに指を当てた。「分かっタ」

 その瞬間、アルヴィスさんが地面を蹴り、ヴァルロスに斬りかかった。通信中の隙をついた攻撃だったけど、ヴァルロスの動きは速かった。アルヴィスさんの剣は受け止められる。鳴り響く金属音と飛び散る火花。アルヴィスさんは連続して剣を振るった。あたしなんかにはとても目で追えないほど、鋭く速い攻撃だ。しかし、ヴァルロスはそのすべてを受け止める。互角の攻防だ。あのヴァルロス、やっぱり強敵だぞ。

 何度目の攻撃か分からないけど、アルヴィスさんの強烈な一撃が、ヴァルロスの剣を大きく弾いた。返す刃がヴァルロスの頭部を狙う。完璧に捉えたように思えたけど、ヴァルロスは上体を反らし、ギリギリのところで刃をかわした。同時に、アルヴィスさんのお腹を蹴る。アルヴィスさんはガードをしたものの、強烈な一撃に大きく後方に飛ばされた。再び間合いが開き、睨み合う。

 ヴァルロスが、右の頬を拭った。さっきのアルヴィスさんの一閃によって、右頬は大きく斬り裂かれていた。深い緑色の液体が、だらりと垂れた。

「貴様……」

 醜い顔をさらにゆがめるヴァルロス。アルヴィスさんは剣を構え直す。

《……ベルド……撤退ダ……》

 再びノイズ交じりの通信音。ヴァルロスは忌々しそうにアルヴィスさんを睨んでいたけど、やがて。

「運が良かったナ。ダガ、スグに戻って来るゾ」

 そう言って、ニヤリと笑う。

 そして、青白く光るボール状のものを投げた。

 あれは、ビームグレネード! ビーム系の手榴弾だ!

 とっさに、後方へ跳ぶアルヴィスさん。

 あたしも、ウォルターさんをかばうようにしてしゃがむ。

 数秒後、強烈な閃光と爆音!

 爆発したのは、あたしがいる場所からかなり離れているけれど、それでも、強烈な爆風に吹き飛ばされそうになる。

 やがて、爆風は止み。

 顔を上げると、ヴァルロスの姿は、もうどこにも無かった。

「――――」

 アルヴィスさんは少しだけ悔しそうな表情になったけど、すぐに、いつものクールな顔に戻った。剣を収める。

《――イルマ、聞こえますか?》

 今度はあたしの通信機だ。ボットちゃんだった。あたしは通信機を取り出し、スイッチを押した。「はい、こちらイルマ」

《ビームグレネードの爆発音が聞こえましたが、大丈夫ですか?》

「グレネードは平気。シーミア3体、ヴァルロス1体と交戦になったけど、シーミアは、あたしとアルヴィスさんで倒した。ヴァルロスは逃げられた」

《そうですか。こちらの敵も、すべて撤退したようです。イルマ、よくやりました。怪我は無いですか?》

「あたしは大丈夫。でも、ウォルターさんが、肩を撃たれて……」

《分かりました。すぐに向かいますから、できる限りの手当てをしておいてください》

 通信が終了し、5分後、ボットちゃんとジョンソン隊長たちがやって来た。ボットちゃんはある程度の治療ができるから、救急キットを使い、その場でできる限りの治療をし、そして、みんなでデルタ隊の駐屯基地へ戻った。


「お父……さん……お父さん!!」

 駐屯基地に戻ると、大ケガを負ったウォルターさんの姿を見て、真っ先に、娘のハンナちゃんが駆け寄ってきた。ウォルターさんは「大丈夫、たいしたことないさ」と、気丈に笑ったけど、大丈夫な傷でないのは、誰の目にも明らかだった。

 すぐに診療所のハロルド先生がやって来て、緊急手術を行うことになった。幸い、この駐屯基地にも、診療所と同じ治療施設はある。ハロルド先生は数名の村人と一緒に、奥の部屋へ入った。

「イルマお姉ちゃん。お父さん、大丈夫だよね」涙をいっぱいに溜めた目であたしを見るハンナちゃん。

 あたしには応急手当くらいの医療知識しかないけど、ウォルターさんの傷は、正直、大丈夫とは言えないだろう。もしかしたら、右腕を切断、なんてこともあり得るかもしれない。

 でも、あたしは笑顔を返した。「大丈夫。ハロルド先生が手術をすれば、お父さん、すぐに元気になるよ」

「――うん」

 涙交じりの笑顔で頷くと、ハンナちゃんはみんなのいる部屋に戻った。

《いい娘ですね、ハンナちゃんは》ボットちゃんが言った。

「……うん」頷くあたし。

《大丈夫ですよ、イルマ。あなたの言う通り、ウォルターさんは、必ず良くなります。ハロルド先生は、村の小さな診療所の先生なんかにしておくにはもったいないほどの名医です。きっと、手術はうまく行きます。仮に右腕切断なんてことになったとしても、今は義手の技術も進歩していますから、そう心配することも無いですよ》

「そうなの?」

《はい。軍のクローラー技術を応用して、人間の手とそん色のない義手を作ることができます。義手だけでなく、義足や、臓器だって作れます。今の軍の技術力なら、最悪、頭さえ無事ならどうにかなります》

 そうなんだ。それは、スゴイな。

《もっとも、本来は『ハーフクローラー・プロジェクト』と言って、戦場で負傷して戦えなくなった兵士を、クローラー化し、戦場に再投入するという、軍の兵士不足を補う計画だったんですけどね。あまり感心しない計画ですが、まあ、その結果、医療技術の発達に繋がったんですから、良かったと言えるでしょう》

 そんなプロジェクトがあったのか。知らなかった。でも、それなら、少しは安心かな。

 でも、だからと言って、ハンナちゃんに対する罪悪感が消えるわけではない。ゴメンね、ハンナちゃん。心の中で謝る。あたしがもっと強ければ、ウォルターさんは、あんなケガをしなかったはずなのに。あたしがもっと強ければ、ルーターなんか、1人で蹴散らせたのに。村を襲ったルーターは撃退できたけど、結局あたしは、何の役にも立てなかった。ヴァルロス相手に震えて動けず、戦うことすらできなかったのだ。

 初めての実戦で、自分の弱さがイヤというほど分かった。

 強くなりたい。

 強くなりたい。

 強く――。

《イルマ、焦ってはいけませんよ》

 まるであたしの心を見透かしたかのように、ボットちゃんが言う。

《あなたはよくやりました。あなたがいなければ、今頃、ウォルターさんはルーター共に殺されていたでしょう。ウォルターさんを護ったのは、間違いなく、あなたです。あなたは、十分成長しています。焦る必要はありません。ゆっくりと経験を積んで、強くなっていけばいいのです》

 優しい言葉だったけど、素直に喜ぶことはできなかった。ゆっくりと経験を積んで強くなっていけばいい。昨日までは、あたしも、なんとなくそう思っていた。しかし、そんな悠長なことを言っている余裕は無いのだ。

 戦いは、今、起こっている。

 今、強くなければ、意味が無いのだ。

 仮に明日強くなれたとしても、今日の戦いで敗れては、意味が無いのだ。

 今すぐ強くなりたい。今すぐ――。

《イルマ!》

 ボットちゃんの声で、顔を上げる。

《焦りとは、心の弱さです。心の弱い人は、決して、強くはなれません》

 ――焦りは、心の弱さ。

《悔しい気持ちは分かります。でも、今すぐ強くなる方法などありません。今は、あなたができることをやるしかありません》

 ボットちゃんの言葉に。

 ――――。

 あたしは、大きく息を吐き出した。

 そう、だよね。

 強くなりたい、なりたいけど、ボットちゃんの言う通り、今すぐ強くなる方法なんて無い。だったら、今のあたしにできることをするしかない。

《さて、ウォルターさんは、ハロルド先生に任せましょう。私たちは、これからのことを話し合わなければなりません》

「うん。ありがとう、ね。ボットちゃん」

 あたしは笑顔でそう言って、会議室へ向かった。

 会議室では、ジョンソン隊長とハガルさん、アルヴィスさん、そして、村の自警団のみんなが集まっていた。あたしたちも席に着く。

「まずは、みんなに礼を言う」ジョンソン隊長が立ち上がり、頭を下げた。「みんなが勇敢に戦ってくれたおかげで、被害は最小限に抑えられた。ありがとう」

「いや、隊長。礼を言うのは、俺たちの方だ」自警団の団長のキースさんが笑う。「あんたら軍の人間がいたから、ルーター共を追い返すことができたんだよ」

 今度は自警団のみんなが頭を下げた。

 ウォルターさんの容体は心配だけど、大きなケガをしたのは彼だけで、後のみんなはかすり傷程度だ。数体のシーミアを倒したし、戦果としては上々と言っていいだろう。

 ジョンソン隊長は顔を上げる。「しかし、まだ安心はできない。今回の敵の襲撃は、確認できているだけで、ヴァルロスが3体と、シーミアが10体ほど。ルーターの軍としては、あまりにも数が少ない。さらに、こちらが反撃すると、あっさり退却した。恐らく、今回村を襲ったのは偵察部隊だろう」

 村人たちがざわめく。偵察部隊。つまり、1度様子を見て、しばらくして本格的な攻撃を仕掛けてくるのだ。あたしたちが戦った、あのベルドと呼ばれたルーターも、「スグに戻ってくる」と言ってたし、間違いないだろう。

 ジョンソン隊長が言葉を継ぐ。「だが、恐れることは無い。みんなも戦って分かったと思うが、ルーターのヤツらは、すぐに逃げ出す臆病者の集まりだ。もうすぐ本部からの援軍も到着するだろう。どんなに大軍で攻めてきても、必ず迎撃できる」

 隊長の力強い言葉に、みんな、自信に満ちた表情で頷いた。士気が高い。ジョンソン隊長の言う通り、これなら、ルーターなど恐れることは無いだろう。

 と、その時、通信機が鳴った。

 あたしの通信機だけでなく、隊長とハガルさん、そして、ボットちゃんの内蔵通信機も鳴っているようだ。デルタ隊の全員の通信機が一斉に鳴るなんて、軍の本部からかな?

 隊長が通信機のボタンを押した。「こちらデルタ隊・ジョンソン。なんだ?」

 通信機から。

《……ソーラー・テイカー……》

 低い、かすれた声。

 全員の視線が、隊長に集まる。

 軍の人間ではない。あたしたちのことを『ソーラー・テイカー』と呼ぶのは、ルーターしかいない。ルーターが、あたしたちの通信をジャックしているのだ!

「これはこれは。地底の大ミミズ共が携帯電話を使うなんて、驚いたな。デートの誘いならお断りだ。とっとと地底に戻って、土でも喰ってろ」挑発的な言葉を返す隊長。

 だが、ルーターは挑発には応じない。《攻撃の準備ハ整っタ》

 やはり、さっきの襲撃は偵察だったのか。

「わざわざ知らせてくれてありがとよ。こっちも歓迎の準備はできている。なんなら、こっちから迎えに行くぞ」

 その時、バタン、と、会議室のドアが勢いよく開いて、初老の男の人が入ってきた。会議中の自警団のメンバー代わって、村の中央塔で見張りをしていたハリーさんだ。何やら、ものすごく慌てている様子。

 ハリーさんは、肩で大きく息をしながら言う。「た……隊長……大変だ。村の外に……ルーターが……ものすごい数で……」

 全員が、顔を見合わせ。

 そして、会議室を飛び出した。

 中央塔を登り、軍から支給されている暗視装置付きの双眼鏡で村の外を見る。

 南側。村から1キロほど離れた小高い丘の上に、ものすごい数のルーターが整列していた。

 あたしたちは、地上に現れたルーターは多くても数十名の部隊と予想していた。

 しかし、丘を覆い尽くすほどのルーターは、数十名なんてものではない。

 デルタ隊のみんなも、自警団の人たちも、双眼鏡で敵の数を確認し、言葉を失う。

《ここから確認できる限り、ヴァルロスが205体、シーミアが687体ですね》と、ボットちゃん。ロボットだけに、こういうカウント能力も優れている。

 しかし、合計で900体近いのか。いや、ボットちゃんは「ここから確認できる限り」と言った。ここから確認できない場所にも潜んでいるとなると、敵は1000体を超えるかもしれない。現在の人類対ルーターの戦闘規模を考えれば、1000人の部隊などたいした数ではない。最前線では数万人規模の戦闘が発生している。けれど、この村には、非戦闘員を含めても100人ほどしかいない。戦力差は歴然だ。

《こちラの兵の数は、確認してもらえたかナ?》隊長の通信機から、ルーターの声。

「ふん。こんな小さな村を訪問するのに、わざわざそんな大人数を集めるとはな。お前ら暇人か?」隊長は相変わらず挑発的だ。

 ルーターは、嘲笑うような口調で続ける。《我々は無駄な争イは望まない。降伏し、村を明け渡スなら、貴様らの命は保障シよう》

「お前らにそんな慈悲の心があったなんて驚いたぞ。ありがたい申し出だが、胡散臭い事この上ないな」

《返答は0600時まで待ツ。じっくリと考えるのだナ》

 通信は、それで終了した。隊長は、忌々しげにスイッチを切った。

 0600時。あと、4時間ほどだ。それまでに、戦うか降伏するかを選べということか。

「ど……どうするんだ……隊長」見張りをしていたハリーさんが、青ざめた顔で言う。「あんな数で攻められたら、こんな村、ひとたまりもないぞ。降伏するのか?」

「バカなことを言うな!」自警団の人が声を上げる。「俺たちの育ったこの村を、あんな地底人共に渡してたまるか!」

「だが、命には代えられない!」ハリーさんも声を上げる。「村を明け渡せば、命は保障すると、ヤツらは言ってるんだ。こんな小さな村で命が助かるなら、安いモノだろう」

「フン! 村を明け渡して、ホントにヤツらが助けてくれるとでも思っているのか? 信用できんな。武器を取り上げられて、虐殺されるのがオチだ。どうせ死ぬなら、戦って死んだ方がマシだぜ!」

「ふざけるな! 俺は死にたくない!」

「腰抜けが! それでもダーリオ・リパブリックの男か!」

 ダメだ。仲間割れなんかしてる場合じゃない。あたしはみんなの間に割って入った。「やめて! みんな! 落ち着いて!」

「イルマちゃんは、どうなんだ?」ハリーさんが、あたしの肩を掴んだ。「ルーターは、信用できないと思うかい?」

「そ、それは……」

 何と答えていいか分からず、あたしは隊長を見た。

 隊長は、大きく息を吐いた。「ハリー。ルーターは、政府の度重なる停戦協定にも、全く耳を貸さなかった連中だ。命の保障をするなど、信用できん。それに、降伏するということは、敵の捕虜になるということだ。戦場で敵に捕らわれることは、時として、死よりも悲惨なこととなる」

 それを聞いて、ハリーさんの顔はますます青ざめる。

 戦場で捕虜となったものが、拷問や強制労働など、非人間的扱いをされることは珍しくない。500年以上前、まだ地上にルーターが現れる以前の、人類同士で戦争が行われていた時代は、捕虜に拷問や強制労働を強いることを禁止する条約があったらしいけれど、現在、人類とルーターとの間にそのような条約は無い。ルーターは人類のことを害虫程度にしか考えていないだろうから、命を保障してくれるとは思えない。

「じゃあ、あいつらと戦って、死ねって言うのか!」叫ぶハリーさん。

「心配するな」ジョンソン隊長が微笑む。「もうすぐ、本部からの援軍が到着する頃だ。この村は、軍本部のあるエスメラルダから50キロしか離れていない。ここをルーターに落とされたら、一番困るのが本部のヤツらだからな。今頃、万単位の兵を引き連れて、こちらに向かってるだろう」

「そ……そうか……そうだよな……」

 ジョンソン隊長の言葉で、なんとかハリーさんは落ち着きを取り戻した。

「よし。ひとまず、基地に戻ろう。大丈夫。この村は、必ず護る」

 力強い言葉だった。村のみんな、そして、あたしたちデルタ隊のメンバーも、不思議な安堵感を得る。お互い頷き合い、そして、再び作戦会議をするため、あたしたちは基地へ戻った。


 簡単な作戦会議を終えた後、デルタ隊と自警団のみんなは2グループに分かれ、交代で、監視塔からルーター軍を見張ることになった。もしかしたら、ルーターの言った「0600時まで待つ」と言うのはウソで、あたしたちが油断をしているところを総攻撃してくるのではないか、との不安もあったけど、丘の上に陣取ったルーター軍は、全く動く気配を見せなかった。


 そして、0600時になった。


 エスメラルダからの援軍は、来なかった――。



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