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張り切り麗羽様

お待たせしました。


正直にいうとこういう系は話を考えるのが大変です

一刀に対する怒りが溜まりまくる麗羽はある日通った場所にてある男性を目撃した麗羽は突然、恋の病に苦しむことになってしまう。


そして別の日にて、その男性の名前を入手し、自身の名を一応伝えた麗羽であった。


フランチェスカ学園


麗羽「はぁ…愛しの誠司様…/// 」


何やら呆ける麗羽に


猪々子「傲慢で我が儘な麗羽様! 」


猪々子は麗羽の悪口を言うが


麗羽「はぁ…/// 」


悪口を言われたというのに反応しない麗羽


これがもし普段ならば…


『なぁ〜んですって!!♯』


と怒りまくるだろうが、今の麗羽は誠司のことで頭が一杯なため悪口が聞こえていなかったのだった。


猪々子「(今のうちに日頃から溜まってる鬱憤(うっぷん)を晴らしちまおうかな♪) 」


と猪々子が考えていると


斗詩「麗羽様、あの男性の情報がわかりましたよ 」


麗羽「本当ですか斗詩! 」


タブレットを持った斗詩が言うと急に反応する麗羽


実は斗詩は麗羽に命じられて麗羽が思いを寄せている早賀誠司について袁紹グループのシステムを使って調べていたのであった。(麗羽と猪々子は機械が苦手で調べられないため)


猪々子「(危なかった!?さっき悪口言ってたら確実に説教食らってたぜ!?) 」


それはさておき


斗詩「早賀誠司。年齢は私達と同じくらい(18〜17)、両親は海外に行き音信不通に、妹の愛子と二人暮らしで実家は小料理屋を経営していて高校は通っていないらしいです 」


麗羽「でかしましたわ斗詩! 」


一般の人間がそこまで特定の個人情報を調べればほとんど犯罪のような気がするのだが…


麗羽「そうだ!わたくしは決めましたわ! 」


猪々子「何を決めたんですか麗羽様!? 」


斗詩「(何だか嫌な予感が!?) 」


この斗詩の考えは当たっていた。


麗羽「わたくしが誠司様の店で働けば誠司様の負担が減るじゃありませんの! 」


バァンッ!!


あの麗羽が自ら働くという言葉は衝撃的なのだが


斗詩「麗羽様、お店が潰れちゃいますからそれはやめてください!? 」


麗羽「何故潰れますの? 」


斗詩「それは…!? 」


猪々子「なぁ…!? 」


二人が麗羽に料理をさせないのには理由があった。


それは麗羽の料理はちょっとどころかかなり変わっていて、料理は味より見た目という料理感覚を持っているため


見た目は綺麗なのだが味は激マズであり、一度食べた猪々子が腹を壊す程であった。(麗羽自身は賞味期限が切れていたと思っている)


そのため麗羽達の食事は必ず麗羽には作らせないという決定事項が誕生したのであった!


斗詩「(どうしよう文ちゃん、正直に麗羽様の料理は不味いからって言っちゃう?) 」


猪々子「(やめとこうぜ!そんなこと言ったらさすがの麗羽様だって落ち込んで…) 」


麗羽を気遣って真実を言おうとしない二人であったが


鈴々「麗羽の料理は恐ろしく不味いのだーっ!! 」


と、いきなり鈴々の声が聞こえ


季衣「確かにあれは犯罪級の不味さだよね。ボクも一口食べたけどすぐに出しちゃったよ 」


恋「…人間の食べるものじゃない 」


とたまたま麗羽達の近くを歩いていた大食いトリオの声が麗羽の耳に入ってしまい


麗羽「猪々子、斗詩、わたくしの料理はそんなに不味いのですか? 」


麗羽が二人に聞くと


斗詩「えと!?不味いというか!? 」


猪々子「人の口には合わないっていう… 」


斗詩「文ちゃん!フォローになってないよ!? 」


猪々子「あっ!? 」


二人はつい口が滑ってしまった。


すると


麗羽「そうですの、わたくしの料理は不味いと… 」


体を振るわせながらうつむく麗羽


猪々子「やばい!? 」


斗詩「お説教されちゃう!? 」


二人がやばいと感じたその時!


ガシッ!!


斗詩「ひぃっ!? 」


麗羽は斗詩の肩をつかむと


麗羽「斗詩!わたくしに料理を教えてくださいな!! 」


猪々子・斗詩『えっ!? 』


何と!?麗羽が自分から教えを請うしてきたのだ!


麗羽「誠司様のために料理を上達してみせますわ!! 」


普段の麗羽ならば説教は確実であったが、誠司のことで頭がいっぱいの麗羽はそれどころではなかった。


斗詩「あはは…!? 」


猪々子「あたい達の心配って一体…!? 」


それはさておき


早速その日から斗詩による料理教室が開始され


最初のうちは不味いものができたものの、段々と上達して並の程度だが食べられるものができたのだった。


そして料理教室開始から一週間後


誠司「ふぅっ!ただいま愛子 」


ガラッ!


出掛けていた誠司が店に戻ると


誠司「えっ!? 」


誠司は厨房を見て驚いた。何故ならば…


バァンッ!!


厨房には割烹着姿の麗羽がいたからだ!


愛子「あっ!誠司兄ちゃんおかえり! 」


誠司「あぁ愛子、何で袁紹さんがうちにいるんだ!? 」


誠司が妹の愛子に聞いてみると


愛子「あたしもびっくりだよ。突然あのおばさんが給料いらないから働かせてくれって頼むからさ、で料理の味を調べたら合格だったわけだからとりあえず厨房を任してるわけさ 」


誠司「任してるわけさじゃないだろ!?袁紹さん大丈夫ですか!?あなたは学校があるんじゃないんですか!? 」


確かに今は平日の午前であり、当然麗羽は授業中なのだが


麗羽「わたくしは成績トップなので大丈夫ですわ 」


と言う麗羽だが麗羽のクラスであるC組は数日間学校を休むと最悪の場合留年となってしまう恐れがあるのだが


祭「では今日の授業を開始するぞ! 」


麗羽がいないというのに特に気にしない祭先生


その訳は!


祭「(ぐふふっ♪しかしいきなり袁紹が『お酒をあげますから出席したことにしてください』何て言うとはのぅ、早く袁紹がくれた酒を飲むのが楽しみじゃわい♪) 」


フランチェスカ学園3年C組 黄蓋祭先生


酒が絡むと多少の成績アップをしてくれる悪い先生である。


猪々子「(麗羽様、今頃頑張ってるかな?) 」


一方麗羽は


客「注文お願い! 」


麗羽「はい! 」


麗羽なりに頑張っていた。


麗羽「(誠司様のためにわたくし頑張りますわ!) 」


と、麗羽が張り切っていたその時


ガラッ!


麗羽「いらっしゃいま… 」


バァンッ!!


店に柄の悪い連中が入ってきたのであった。


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