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あなたと永遠の時を  作者: 九条 樹
第一章 高校時代
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第16話 【文化祭】どうして?

 月曜日の朝、私は清清しい気持ちで桜の家に向かう。

 この二日間、色々考えた結果きっぱり全てを話す決心をした。大輔の気持ちは桜に言わないという約束は破ってしまうことになるけどその部分も話すことにした。

 そう決心するとなんだか心が軽くなった。

 桜の気持ちを知っていたのだから初めからそうするべきだった、何も悩むことはなかった。

 桜の家のチャイムを鳴らすといつものように妹の愛花ちゃんが出てきた。

 なにやら神妙な顔をしている。どうしたのだろう?

「おはよう、どうしたの?なんだか浮かない顔をしてるね」

「お姉ちゃんが、優希先輩がむかえに来るって言ってるのに先に行っちゃったの」

 どうして?彰弘の話は嘘だって言ってあったのにまだ私と会ってくれないの?意気揚々と家を出て清々しい気持ちで桜に会いに来たのに、愛花ちゃんの一言でその気持ちがかき消され暗い影に心が覆われてしまう。

 それが表情にでたのだろうか、愛花ちゃんが心配そうに私の顔を覗き込み、気を使って話しかけてくる。

「お姉ちゃん昨日は元気だったのだけど葵彰弘って人が来てからまた元気がなくなったみたいなの」

「彰弘がきたの?」

「なんだか色々話してたみたい、長い時間話し込んでたよ」

 何を話したんだろう?桜が私をおいて先に学校に行ってしまった事に関係あるのだろうか?

 早く学校に行って桜に会いたい、だけどその前に彰弘に何を話したか聞いておきたい。そんな思いで大急ぎで学校に向かう。




今回は超短いです。次ぎはもう少し書きますね(・Θ・;)

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