バレて、脅され
私は夕飯を済ませ、自室に戻り、ベッドに寝転がり、左手に自身と弟が映る写真を入れた写真立てを掴み顔に近づけ、右手は弟のトランクスを穿いた下半身のワレメを指先で弄り自慰行為をしていた。
恋人が出来ずに、私を抱き締めてくれる異性はおらず、欲求不満でどうも落ち着かない。
弟の下着のトランクスを拝借して、鎮まらない気分を落ち着けようとしていた。
「はぁ……あっあんあっ……んぁあぁっっ!はぁんっ……ぅはぁんっあっあっあぁあ〜ぁんんっっ!しんちゃん、しんちゃっ……はぁあぁぁあ〜っっんんぁあ〜ぁあ〜っっ!」
「お姉ちゃん、ちょっ——何してんの?」
「ふぇっ……!えっあっ、あぁああ……これはそのぅー……えっと……てかっノックくらいしてよ、しんちゃん!」
唐突に聞こえた声に驚き、致していた手が止まり、声が聞こえた扉に視線を向けると、真顔の弟がベッドの傍に佇んでいた。
弟に背中を向け、キレた私だった。
「ノックしたよ、何度も。返事なかったから、入って……そしたら、あっアレをしてて」
「そ、そうっ……えっと、それで用事って何?」
「用事っていう用事は……それより、お姉ちゃんが穿いてるパンツって僕のだよね?最近、パンツが減ってるなって思ったんだけど……お姉ちゃんが、僕の——」
「これはそのぅ……えっと、出来心みたいな……なんていうか……しんちゃんにその、いかがわしいことなんて抱いては……ないか、らぁ……ね。ごめん、しんちゃん……」
「そう……なんだ。コレ……」
気まずそうに足下に視線を逸らしてから、スマホを見せてきた弟。
「へっ!?と……撮ってたの、私のオナニーしてるとこ?しんちゃん……コレ、どうするつもりなの?」
「どうもしない。けど……お姉ちゃんのオナニーしてるとこ興味あって、見せてほしいんだ」
「しんちゃん……あんなに可愛かったしんちゃんがおませな子に。嫌って言ったら?」
「うぅ〜ん……ママに見せたら、どんな顔するんだろ?」
「お姉ちゃんを脅してるの、しんちゃん……?」
「そうとも言うのかな……?」
「わぁっ、わかったよ。しんちゃんのパンツは……?」
「ありがとっお姉ちゃん!穿いたままでも脱いでシても良いよ」
弟が弾んだ笑顔を浮かべ、私を凝視していた。
「……じゃ、じゃあス……スるよ、しんちゃん」
「うん……」
私は唾を飲み込み頷く弟に見られて恥ずかしいアソコを晒し、右手の指でトランクス越しにワレメを擦り、刺激を与え、指を膣内に挿れてずぼずぼと動かし、弟の前で喘ぎ声をあげた。
指は二本に増え、膣内が快感を増幅させた。
身体の全身が小刻みに震え、電流が走ったようだ。
口からは唾液が垂れ、目許からは快感と羞恥心からの涙がぼろぼろと頬を伝って、シーツに落ち染みをつくる。
私が一度絶頂くと、弟がベッドに近付き私の開いた右脚の足首辺りを掴んで、空いている手を私のアソコへ伸ばしてきた。
「しんちゃんっ!そ、それはぁ……」
「少しだけ。ダメぇ?知りたいんだ、どうなのか知りたいだけなんだ!それでもダメ、お姉ちゃん?」
「……うぅぅっ、わ、わかった。少しだけだよ……」
普段の甘えた声で言われ、拒否するにも私は……そして、受け入れた。
「はぁあぅうんんっっ!ひゃあぁんっ……はぁうぅんっっ……あっあっあぁあぅんっんはぁうぅん……しんちゃ……ひぃ、ひゃんんーっっ!」
弟の指が膣内を容赦なく蠢き、拒もうにも手に力が入らず、されるがままに壁に背中を預けた私。
弟の顔は今までにない獣のような表情を浮かべていた。
弟が何か発していたが、快感と恐怖心に身体は限界を超え、疲れ果てて、聞き取れなかった。
22時過ぎに弟が部屋を出ていき、自室に戻っていった。
親がリビングで寛いでいるはずで、浴室には行きたくても行けない。
臭いでバレるはずで、顔を合わせてしまえば、気まずい。
翌日の弟の様子が気になり、なかなか寝付けずに疼くワレメに指を刺激を与えた私だった。