クーラーのお化け
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
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無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
タイトル:クーラーのお化け
私は極度の暑がりだ。
だから家に帰ったらまずクーラー。
そして扇風機をつけ、設定温度18度で、
それから1時間か2時間ほどしてやっと落ち着く。
友達・彼氏「お前、こんな寒くてよく平気でいられるな!」
と友達や彼氏は言うけれど、
私にとってはこれがちょうど良い。
そんなある夜のこと。
いつになく寝苦しかった私はまた
クーラーをつけ扇風機をつけた。
「ちっ!クーラーと扇風機切れてたのか、だからだな」
とりあえず毎晩、クーラーも扇風機もタイマーでつけていた。
だからか切れた瞬間、体の中からじんわり熱さが出てきて、
必ずと言って良いほど起こされる。
そしてしばらくして設定温度18度の通り、
その部屋の温度がかなり涼しくなったとき…
「…え?今の何…」
私の目の前を、何かが通った気がした。
目の前といっても目をつむっていたから、
豆球をかする感じで影が通った、そんな感じ。
それからと言うもの何か気になり、
目を開けたり閉じたりしている。
でもそれから何度も目を閉じたときに限り、
ひゆっ、ひゅっ、と何かが通る気がする。
バッと私は起きて、クーラーのほうをじーっと見ていた。すると…
「ゔ!うわっ…!!」
心底から驚き恐怖した。
なんとクーラーの風が出るあの隙間から、
ひゅうっと人の形をした白いものが流れ出てきて、
それが私のベッド周りを一周し、再びクーラーの
風を送る隙間に返っていく。
「……な、なに…?何が起きてるの今…」
私は別の意味で寒くなり、部屋から飛び出して
友達のアパートにすぐ駆け込んだ。
幸い友達はまだ起きてくれていたので、
私のアパートに来てもらい、必要なら警察も呼ぼう、
なんて話し合っていた。
そして私の住んでるアパートへ着き
部屋に飛び込んだ瞬間…
友達「わっ!さむうっっぅ!!!なにこれ!」
友達はいきなりそう叫び、
一旦入りかけたが又すぐ部屋の外へ飛び出した。
「どうしたの??」
「さむう!」の意味がよくわからず、
とりあえずそう聞いてみた。
友達「あんた、こんな所にいたら凍りついちゃうわよ!!ずっとこん中にいたの!?」
友達にはお化けの話うんぬんより、
この部屋の冷気、寒さのほうが信じられないと言った感じ。
私には平気。
でも部屋の壁にとりあえず取り付けておいた
室内温度計を確認すると…
「…え?マイナス2度……?」
私は一体…。
動画はこちら(^^♪
https://www.youtube.com/watch?v=9vEnPp0o8FY&t=7s
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬