第六章 桃太郎の話が
文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。
一部文章の間違いを修正しました。
猿さん「どうも猿ですキキ。よろしくお願
いしますキキキキキキ」
桃太郎は思いました。
そういえば犬はと見ると少し離れた所にい
る退場したわけではないみたいだ。
女「では猿さんに質問ですいいですか」
猿さん「どうぞキキ」
女「では犬さんと同じ質問ですがここに桃
太郎がいますがあなたと一緒に鬼ヶ島に行
きましたか?」
桃太郎「あの」
女「なんですか」
桃太郎は思いました。
進行役の女の人がお前何人の話の邪魔して
んだって目でこちらを見てる。
桃太郎「そそれはさっき犬が言ってたと思
いますが」
女「そそうですねでは質問を変えますね。
あなたはここにいる桃太郎と最初に会った
時どちらから声をかけましたか」
猿は腕を組みながら考えた後言いました。
猿さん「声をどちらからかけたかですか」
女「はい」
猿さん「そうそうですねどちらから声をか
けたかは」
女「かけたかは?」
猿さん「覚えてませんね」
女「えそれは」
猿さん「あれから時間もたってますしね。
そういう細かい所は覚えてないんですよキ
キ」
桃太郎は思いました。
猿は残念そうに肘をまげて手のひらを上に
向けた外人みたいだ。
女「そそうですかでは質問を変えますね。
黍団子はいくつもらったか覚えていますか」
こんどは猿は腕を組んで首をかしげながら
答えた。
猿さん「黍団子ですか一ついや二つだった
かいや三つどっちだっかキキ」
女「二つかも知れないんですかえ二つ三つ
ですか」
桃太郎は思いました。
猿あれはあれは何を考えてるかよくわから
ないやつだ。
猿さん「いや何しろ時間がたってますから
ねキキ」
桃太郎は思いました。
猿はまたあのポーズだ。
女「桃太郎し質問します。あなたはいくつ
あげたんですか」
なんだか進行役の女の人の雰囲気が変わっ
てきました。少し落ち着きが無くなったみ
たいです。
桃太郎は思いました。
正直に答えた方がいいよな目が怖い。
桃太郎「一つですよ犬と同じです差別はし
ていません」
女「そそうですよね。こちらで調査した結
果もそうでした。まあちゃんと覚えてない
のは仕方ないですね」
猿さん「いやあそうそう今思い出しました
よ一つでしたそうでしたそうでしたキキ」
桃太郎は思いました。
これはどっちだろう猿との出会いは。
回想シーンです。
桃太郎は思いました。
何か何か気配を感じるな。
桃太郎「誰だ隠れてないで姿を見せてもら
えないかな」
猿「ままってくださいまってくださいよ。
あやしいものじゃないですよキキ」
すると木の後ろにいた猿が両手を上げなが
ら出て来た。
猿「あやしいものじゃないです。その腰に
有るものに興味が有るだけですよキキ。ど
うです私に一ついただけませんかそれをキ
キ」
桃太郎「そうかそれなら鬼退治にこれから
行くのでついてきてくれるならあげてもい
いですよ」
猿「鬼退治えー鬼退治あの鬼を退治ですか
そそうですかキキ。キキキキキキキキキキ
いいですよいいですよそれでいただけるん
ですね」
猿の顔の表情はよくわからないが猿は笑っ
ていたように思えた。鬼退治に行くのに余
裕があるなとその時は思ったものだ。
回想シーン終わりです。
女「そそれではですね猿さんに質問です。
あなたは黍団子一つで納得したんですか」
猿さん「それはキキあなたはどう思ってい
るんですかキキ」
女「え私ですか私は一つなら少ないと思っ
てますが鬼ヶ島まで行ってさらに鬼退治や
はり少ないと思います」
猿さん「そうですかでは一つで引き受けた
私は愚か者と言いたいわけですねキキ」
女「お愚かいえけっしてそう言ってるわけ
ではないです」
猿さん「そうなんですか本当の事を言って
もらっていいんんですよキキ。今回は本当
の事を聞く話みたいですからキキキキ」
女「たたしかにそうですが・・・・・・」
進行役の女の人はしまったって顔をしまし
た。
猿さんは優しい口調で言いました。
猿さん「さあ遠慮なさらず答えてください
キキ」
進行役の女の人は思いました。
えーなんでなんで私が追い詰められてるの。
桃太郎は思いました。
これは完全に猿のペースだ。
女「えああ」
猿さん「冗談」
女「え」
猿さん「冗談ですよ」
女「そそうですか冗談だったんですね」
桃太郎は思いました。
猿猿はまだ遊ぶつもりだな。進行役の女の
人は落ち着いてきたみたいだ。一時はどう
なることかと思ったが。
猿さん「私は世の中の為になると思ったわ
けですよ。こんな私でも役にたつならです
がキキキキ」
女「そそうだったんですね。すすばらしい
すばらしい考えですね」
猿さん「ありがとうございますキキキキ」
女「すいませんではここでまたCMが入り
ます。ではCMにいってください」
ロバート「みなさまロバートです。今朝は
別の家の朝食を見てみましょう」
パパ「ママコーヒーをくれないか」
ママ「パパはいコーヒーよ」
「ゴクッ」
パパ「ここれは」
ママ「あらどうしたのパパ」
パパ「ママこれはコーヒーかい?」
ママ「コーヒーって書いてあるけど」
パパ「じゃあコーヒーなのかい」
ママ「わからないわ書いてあってるって言
ってるじゃない」
パパ「僕はそんなことが聞きたいんじゃな
いコーヒーかどうかを聞いているんだ」
ママ「だからわからないのよ」
ロバート「おやおや大変なことになってま
すね」
「ドカ」「バキッ」
「ドカ」「バキッ」
「ドーン」
パパ「おーお隣はいつも騒がしいね」
「タッタタタタ」「キー」「ガシャン」
「グワーン」
「タッタタタタ」「キー」「ガシャン」
「グワーン」
ママ「そうねはげしいわね。うちみたいに
コーヒーですを使えばいいのに」
「ギイ」「ガシャン」「ジャキーン」
「ブワーン」
「ギイ」「ガシャン」「ジャキーン」
「ブワーン」
パパ「そうだねママちなみに後ろは見ちゃ
だめだよ」
「ジュー」「ブワーン」
「ブワーン」「ジュー」
ロバート「おーそうですわが社のコーヒー
ですを使えば問題は解決しますよ」
「バババババババ」
「チキンチキンチキンチキンチキンチキン」
パパ「お隣の人にも教えてあげたらどうだ
いママ手遅れにならないように」
「ドシューン」「ドシューン」「ドシューン」
ママ「わわかったは今度教えてあげること
にするわねぱぱ」
「ボワーン」「ボワーン」「ボワーン」
ロバート「どうやらこれでお隣も大丈夫そ
うですねロバートでした」
パパ「ひ避難しろ」
ママ「キャー」
ロバート「うわー」
女「はいCMが終わりましたね。では続き
を始めたいと思います」