第一章 桃太郎の話です
文章の内容は変えず文章を読みやすく変更しました。
一部文章の間違いを修正しました。
女「昔々あるところに桃太郎がいましたお
しまい」
するとどこかで声が聞こえた。
桃太郎「おいいくらなんでもそれはないで
しょ」
女「だって桃太郎の話なんてみんな知って
ますよ。いまさらしてもねえ」
桃太郎「いや僕の偉大な活躍を知りたがっ
てる子供がいるのにかわいそうじゃないで
すか」
女「えー偉大な活躍って何ですか」
桃太郎「それは鬼ヶ島に鬼退治に行って」
女「そうですかでお一人でですか」
桃太郎「いや犬や猿や雉がいましたが」
女「え一人じゃないのになんでそんなに偉
そうなんですか」
桃太郎「いやそれはそうした方が子供も喜
ぶと思って」
女「子供ですかもしかして子供をバカにし
てるんですか今どきの子供はそんなにあま
くないですよ」
桃太郎「えー」
女「だいたい鬼退治もちゃんとやってたん
ですか」
桃太郎「えそれはいったい何が言いたいん
ですか」
女「いやね犬さんや猿さんや雉さんにやら
せてただけって聞いたこともあるんですけ
ど大丈夫ですか本当に参加してましたか」
桃太郎「いやそんなことはそんなことはな
い・・・・・・ないはずです」
女「そうなんですか場合によっては犬さん
や猿さん雉さんにも話を聞くことになりま
すよ。いいんですね」
桃太郎「大丈夫です僕は参加していました」
女「そうですかじゃあ犬さんにも話を聞く
ことにしますね」
桃太郎「え犬が来てるの」
女「犬さんですよねこちらに犬さんは来て
ますよ。だからこれからいろいろと聞こう
と思ってます」
桃太郎「そそうなんですね」
女「だからこれから根掘り葉掘り聞かせて
もらいますよ」
女「では犬さんの登場です」
犬さん「どどうも犬です。いやあこんな所
に出て少し緊張してます。今日はよろしく
お願いします」
女「はいよろしくお願いしますね。ではさ
っそくですが聞きたいことがあるんですが
いいですか」
犬さん「どどうぞ」