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黒の雄羊  作者: みお
第2章
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第8話 夜、炎を囲む黒騎士(3)

「ヴィゴちゃんは一人寝か」



 左に座って、あからさまに苛立ちを見せる相棒を揶揄うのは、イェオリ。



「偶にはいいだろ?」

「俺はごめんだ」

「ゾフィーヤは逃げんだろ?」

「バカ、お前。女は逃げるんだぞ」

「ふぅん? 俺は経験ない」

「だろーな!」



 全くの他人事で涼しい顔を見せる相方に、受けるヴィゴは歯を剥いた。そして苛立ちのまま、また空き瓶を投げた。



「あだっ!」



 イェオリは馬鹿正直にそれを真正面から受けて、蹲る羽目になる。

 じゃれ合う仲のいい彼らの姿を見ながら、



「さてさて……」



 臣子を揶揄する意地悪な笑顔を仕舞って、ベルンハルトは静かに、深く、息を吐いた。

 優秀な招来師のお蔭で、都より言い渡された偵察の任務は、明白な意思を持って仕組まれた罠であるらしい事は分かった。国王の名を、口を借りて、命を出す相手があの総司祭長ならば、往々にしてありうる事。



「そこまで俺が邪魔かね……」



 ベルンハルトは頬に張り付いた髪を嫌って、乱暴に掻き上げる。



「あぁ……」



 そこで、何か腑に落ちた。



「目障りなのか……」



 脳裏で嫌味ったらしく口端を歪める男が、排外主義者なのは周知の事実。ベルンハルトを目の敵の様につけ狙う理由があるとすれば、それに尽きるのだろう。自分の毛束を手に、彼は溜息をつく。



「幸せが逃げるぞ」



 肩を落とした弟に、イェオリは額を擦りながら悪戯っぽく笑った。

 ベルンハルトは彼の緑眼に顔を歪める自身の姿を見て、堪らず目を逸らす。痴態を晒す自身が情けなかった。項垂れることでこれ以上感情を読んでくれるな、と無言で訴える。

 しかし表情は隠せても、胸を犯す苦い思いはどうする事も出来ず、顔と一緒に落ちた毛束を弾く事でしか苛立ちを発散できなかった。



「……」



 彼の兄はどうやら自身が差し伸べた手は届かなかったらしい、と困った風に笑って、頬を掻く。そうして肩を竦める相棒の橙に苦く笑った後、再び年の離れた男の顔を覗く。



「毛の色、気になるのか?」



 自然と柔らかくなる物言い。

 年が離れている分、何時まで経っても子ども扱いは抜けない。エリゼオには時折、甘やかすな、と言われるが、こればかりは染み付いて抜けないのだから仕方がない。



「ミンツ?」



 黙ったままの弟に問えば、



「んー……、そうじゃないけど」



 伏せた灰に揺れる炎を映しながら、ベルンハルトは唇を尖らせた。

 拗ねた様に身を縮める姿は子供そのもの。イェオリはふわり、と笑って、淡い黄褐色の髪を掻き上げる。その眼前で灰は弁柄に染まり、



「今更、爪弾きを嘆く意味はないでしょう」



 彼はエリゼオの声で、彼らしい言葉を吐いた。そうして老婆の様に曲げた背筋を伸ばし、溜息を吐きながら、腕を組んだ。



「気に入られるニンゲン様の方が少ないしな」



 イェオリが皮肉めいて言えば、



「血統書付きがどんだけ偉いんだよ」



 ヴィゴが酒を呷る。



「あ……」



 絡む風を見せた彼は小さく声を漏らすと、直ぐに空になったそれを惜しみ、真上を向いて何度も瓶を振った。喉を焼く感触を切望し、乾いた獣の様に舌を出して迎えるが、酒はどうやら泉の様には湧かないらしい。落ちた数滴程度の雫を器用に舐め取って、ヴィゴは仕方なく辺りを見回し、



「アイツ等ヒトをゴミかなんかと思ってるだろ」



 愚痴っぽく言って、相方の脇に置かれた酒に手を伸ばした。イェオリはそれを見逃さず、手にした枝で相棒の腕を叩く。



「いてっ!」

「天罰じゃ」



 イェオリが口角を上げると、ヴィゴはむくれて、



「俺、ニンゲン嫌いだけど、今はおめぇも嫌いだ」



 橙に相方を映し、渋々手を引っ込めながら、頬杖を付いた。

 エリゼオは相も変わらず仲のいい男達を見ながら、また溜息を零す。



「それで? どうなさいますか?」



 腕を組んだまま顎先を上げれば、



「猫共の相手は骨が折れるな」



 至極面倒そうに、問うた相手ではなく、イェオリが唸って返した。

 黒騎士はその性質もあって、城外へ出る任務を回され続けている。その為、必然的、と言うべきか。都のモノ達より断然、他種族と接触する確率も高かった。勿論、猫と呼ばれる種族が酷く強靭で、一筋縄ではいかない事もよく理解している。それは平和呆けしている白騎士とは違う。毎日生きる。ただそれだけに命を懸けている、と言う事でもあったのだが。



「んー」



 ベルンハルトは頭を抱える。

 辺境の村であるヒウッカ、加えて国境沿いの城との連絡も途絶えている今。報告にあった猫の事を考えれば、この国は現在、他種族に攻め込まれている状態なのだろう。もし敵軍が、この百年余りの平穏を打ち破る気でいるのなら、一師団に過ぎない黒騎士には荷が重すぎる。かと言って再び取って返し、白騎士に助けを乞う事が可能だろうか。



「あぁ……、無理だ……」



 ベルンハルトは一人零して、溜息をつく。

 長としてはこれ以上、隊のモノの命を危険に晒したくはなかった。別段、正義感が強いわけでもない。逃げられるのなら逃げてしまいたいとも思う。死を急ぐより生を選ぶのは自然な行為だ。

 ただ一方で、それでは駄目だ、と己の道徳心が己を諭す。生きる為に命を賭けているにも関わらず、だ。



「うぅ……」



 矛盾する思考に、ベルンハルトは唸る。

 知らせ通りならば、獰猛な猫達に蹂躙されているニンゲン達が居る。そうなれば、裏にどんな謀略が潜んでいようと、騎士たる己が突き通すべき道はそこにある。仮に矜持さえ捨てて逃げ出したとして、国境を既に越えた猫達の脚は止まらないだろう。それは緩やかな国の滅亡を意味し、やがては己の首を絞めるに違いなかった。



「あぁ……」



 考えを巡らせるうち、ベルンハルトは再び大きな溜息をついていた。思わず漏れ出たそれに、彼は自嘲する。

 エリゼオは難しい顔をする上官を見つめ、続いてヴィゴ、そしてイェオリを見た。彼の向かいに座った男の、大きな黒眼は諦めを語り、脇に座る正義漢の緑眼はいつも通り。



「答えは出ているのでは?」



 上官の口にはできない思いを、エリゼオは代弁した。



「お気になさらず。皆、あなたの思うよりずっと強いですから」



 言い切った臣子に、ベルンハルトは苦く笑う。



「んー、そう、な」



 夜霧に濡れた風は濃い緑の匂いを運んだ。それに煽られた天幕がバタバタ、と音を立て、静寂を打ち消し、遠くで鼻を鳴らす馬の気配を伝えた。

 明かりのない街道にはどこまでも深い闇が続き、まるで黒騎士の行く道を暗示するかの様だった。



「決まったんなら、早いとこ算段つけよぉや」



 遠くに虫の音を聞きながら、酒にも濁らない橙で、ヴィゴは上官の尻を叩く。

 急かされたベルンハルトは、



「んー……」



 なんとも歯切れ悪く、曖昧に返した。

 思案する上官に代わって、



「明朝より荷引きを置き、主力のみで出ては?」



 エリゼオが口を開く。



「ここから三日の距離だ。早駆けなら今の時分には着ける」

「おい、待てよ。飯もなし、休みもなしか?」



 中佐の提案に、ヴィゴは顔を顰める。



「それでなくても、ここまでだってまともに食ってない」



 彼が不満を漏らす様に、ヒウッカヘ折り返してここまで、食事、休憩、共に最低限に留めてあった。理由は明白。先の見通しが立たない為、である。

 エリゼオはうんざりとした顔で、口答えの多い大尉を見る。



「それはもう、説明してある」



 エクからヒウッカまでの道のりに、物資補給を望める様な大規模な村や町はない。痩せた土地に、気候変動の激しさもあって、北部ではヒトが身を寄せ合う場所でも食うに困る程であった。そんな村々から強奪したとしても、三千を超える騎士達が一日食い繋げるとは到底思えない。

 これが、他師団が国外へ出たがらない理由であり、黒騎士が出される理由だった。判断を間違えれば、簡単に飢える。軍馬を潰したとして、その後の足がない。水場、狩場にたどり着いたとしても、隊の損害は計り知れない。

 食事を最低限に留めるのは、想定外の危険を最小限に止める処置として、当然だった。

 勿論、国に落ち着けないことが多い黒騎士師団は、物資を現地調達する術に長けている。それは生きる為、成るべくして成ったのだが、泉や清流、獣や果実の多い場所。長い旅路で発見がある度に書き留めた、命綱とも言える地図の枚数が、彼らの苦労を如実に物語る。

 今回休息を最低限にし、先を急いだ理由は、こうした黒騎士の資産ともいえる地図を頼りに、目的地へ向かう途中、物資調達を兼ねた探索を行う為であった。何時だって時間は待ってはくれない。時が経つほど糧秣は減り、隊の首を絞め始める。先を急ぎ、十分に準備し、皆の腹を満たして令を遂行する。黒騎士団はこうして死の縁を歩きながら、どうにか生き永らえてきた。



「んな事は……、分かってるよ。ただこのまま強行するのは得策じゃないだろ、って言ってんだよ」

「……」



 眉根に力を入れたヴィゴの言葉に、エリゼオも顔を顰めた。

 張り詰める空気。

 誰も彼もが生きる事に必死で、決して妥協はできない。だからこそ、そこに上官も部下もなく、等しく口を開く権利を与えられている。これもまた、野生で生きる黒い群れの知恵。

 息が詰まる程気まずい沈黙が続く中、



「エリ」



 静寂を打ち破る様に、ベルンハルトが口を開いた。

 弾かれる様に、彼の臣子はヴィゴから目を離した。僅かに空気が緩む。



「帰した数は?」



 上官の問いかけに、



「荷引きが三十。それに護衛としてアウヴォ以下を百程度付けています。今回は怪我人、戦利品を優先で帰しました」



 副官の答えは澱みない。



「んー、飯はどうなってる?」

「王都への帰路分、と考えていましたので、手元に約五日分。アウヴォが合流できれば、後二日分は手に入ります」



 ヒウッカに行くだけで三日。そこから取って返したとしても、今居る場所へ戻るだけで三日。いつの時点で別動隊と合流できるかは分からないが、幸運にも、全てがとてもうまく運んだとしても、食料の残りは一日分。これで物資調達できそうな場所まで行き、国へ帰還するまでの糧秣を準備しなくてはならない。



「相変わらずギリギリか……」



 加えて考えなければならない問題がもう一つ。

 地図を頼りに食料や水を探したとして、それらが手に入る確証はどこにもない、と言う事だった。植物は枯れるし、動物は移動する。泉や小川でさえ、年月がその姿を掻き潰す事があるのだ。自然界に確実な物など存在しない。

 飢えの恐ろしさを知るからこそ。



「あーぁ」



 ヴィゴは頭を抱える上官を横目に溜息を吐き、



「何時になったら時間に追われなくなるんかねぇ」



 零した。

 世の不条理さには慣れた積りだったが、苛立ちは隠せない。



「クソッ!」



 短気な部類の男が酒瓶を投げると、ベルンハルトは複雑そうな顔をした。

 心を酷く痛めた上官に代わり、エリゼオが灰を弁柄に染める。



「手元の糧秣から考えて、ヒウッカの件は二日以内に始末をつけたい」

「そりゃ、厳しいな」



 聡明な副官の言葉に、イェオリも口元を歪める。



「猫共の数によるが……。まずはヒウッカとして、あそこまで入られているとなると、国境の城も落とされてる、と考えるのが自然だろ?」



 そうして、さも面倒そうに頬を掻いた。



「斥候を出して確認させるが……。こちらに伝令が回るまでに小月が早くても二回は満ちた筈。そうなると猫共の軍備がそれなりに整っている、と予測される」

「そんで早駆けか?」

「そうだ」



 眉根を寄せたエリゼオに、ヴィゴはまた溜息をついた。



「できるだけ早いに越した事はない。万全の状態の猫と戦うなら、師団を後、二、三引っ張って来る必要がある」

「そりゃ無理だろ」

「だから急ぐ」



 呑気に零すイェオリの目が、エリゼオの硬い表情を映していた。



「相変わらず、しんどいな」



 ベルンハルトが諦めた様に笑った。

 何度こんな死線を潜り抜けただろう。思い返すだけで気が滅入りそうだった。

 それでも。



「まぁ、何とかする、か」



 彼が言うと、火を囲んだ男達は、当然だ、と頷いた。

 ベルンハルトは手慰みにしていた枝を焚火へ放り込み、決心する様に口を開く。



「アッシ」

「ッス」



 直ぐに応えて返した声と共に、生まれる気配。

 ベルンハルトは優秀な手に口角を上げ、



「トゥーリーとジオンを出す。悪いが、叩き起こしてくれ」



 静かに伝えた。



「……」



 上官の言葉に、一瞬、戸惑う様な空気が漂った。

 ベルンハルトは内心で苦く笑う。彼の気持ちが痛いほど分かったからだ。それでも気にはしない。後で呼び出した二人に謝って、報酬を上乗せすればいいだけの話だから。勿論、それについてはエリゼオが考えるだろう。そして、直接八つ当たりされ、被害に合うのはアッシである。だから自身が気にする事は何もない。

 テルセロではなくアッシを呼んだのは、何の反論もしないから、と言うことは静かに胸にしまって、ベルンハルトは続ける。



「ヒウッカに猫が居る。十分気をつけろ、と」

「ッス」



 アッシは短く答え、戸惑いを残したまま気配を消した。

 ベルンハルトが再び火に視線を落とすと、ヴィゴが顎を上げる。



「糧秣を乗せるにしても、水はどうするよ?」

「馬の分も考えると、速度は上がらんだろうな」



 いつも通り、相棒の末尾を取るのはイェオリだった。

 軍馬はそれでなくとも、甲冑や武器を持った体躯のいいモノ達を乗せ、走らなければならない。ベルンハルトやエリゼオが騎乗する獣ならいざ知らず、軍馬の脚への負担、速度維持などを考慮すると、多くの荷を積載する事は出来ない。

 彼らは懸念を表情とする。



「糧秣は一日分、水は携行缶二本のみにする。力を温存しておきたいが、ゾフィーヤ下を数人使えば軍馬の水くらい賄える。荷馬も走らせれば一日強で後方には着くだろう。半日耐えればいいだけの話だ」

「マジかよ……」



 相も変わらず事務口調な男の、相も変わらず機械的で粗暴な策にヴィゴは項垂れた。

 彼を横目に、



「俺の干し肉はロロに運ばせろよ?」



 イェオリはベルンハルトに枝を振った。

 目敏い彼の相棒はその機を逃さない。



「ロロは俺の酒を運ぶんだよ」



 顔は顰めたままではあったが、先程までの深刻な話はもう忘れた、と、飲み仲間の緑眼に口端を緩めた。

 ベルンハルトは何があろうと明るい彼らに感謝しながら、難しい顔をする臣子を内に見る。



「エリ、急くのも分かっけど、状況は何一つ分かってないぞ。半日走って、トゥ―リー達と合流。状況確認。それから動いた方がよくないか?」

「……」

「猫が出てるなら、確かに急ぐべきなの分かる。あのジジィの事だ。きっとかなりヤバい状態に違いない。ただ、猫共の戦力も分からないうちに、こちらの手駒を潰すのは得策じゃない。糧秣も大事だが、うちの奴らも大事、だろ?」



 上目に揺れる灰。

 エリゼオは何か言いかけたが、口を噤んだ。それは冷静さを欠き、私怨に惑わされていた、と自覚した為か。何より妄信する彼の言葉に、歯向かう牙を持っていなかった為かもしれない。



「心配するな。うちの奴等は早い。十分稼げるよ」



 その言葉にエリゼオは一時黙って、



「分かりました」



 静かに頷いた。



「じゃー、決まりか? とりあえず、明日の朝出発な。俺は飲み直すぞ」

「俺は取り敢えずションベン。後は付き合うぞ、ヴィゴ」



 イェオリは立ち上がり、暗がりではなく、幕営地の脇に固めて止めた荷馬車の方へと歩き始めた。



「おい、そっちはっ」



 限りある物資の話で揉めておきながら、これだ。

 反射的に声を上げたエリゼオに、



「まぁまぁ」



 ヴィゴは笑い、



「ん?」



 イェオリは宣言を実行する為に、先ずは原料となる物が眠る場所へと歩みを進めながら、通常なら決して見せない、女を惹く時の様な笑顔を寄越した。



「ったく、勘弁してくれ……」



 元より言って聞く様なモノでない事は分かっている。時間を割くだけ無駄か。

 隊の頭脳は半ば呆れ、そして諦め、項垂れた。そうしていつも通り溜息を零し、上官を見る。



「では准将、今のうちに寝ず番に準備させます。明日の朝、馬番が起きると同時に皆を起こしますが、それでよろしいですか?」

「んー、仕方ないな。俺は優しく起こす様に」



 エリゼオは、それは、それは、とても苦い顔をし、ヴィゴは物言わずとも通じ合う相方が持って来る筈の酒とつまみを待って、焚火に大振りの枝を放り投げた。

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